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ねこのみつ second. ページ26

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「って感じなんだよ〜」



「なにそのヤバすぎる話。わけわかんねえ」






信じる気ゼロのたまは、

俺の高校からの友達。




二人とも同じ大学に受かったから、


今でも仲良くしてる。






「まぁ信じらんないよなー。俺自身よくわかんねえし」



「いやー、太輔がそんなアホな
作り話をする奴じゃないってのは
わかってるけどさ。

さすがに、ねこと人間のハーフっつーのは…」




お互いカレー食べながら難しい顔をする。


まあ当たり前のことだわ。




こんなんじゃ喉も通らない。







「てか太輔、相当そいつのこと好きなんだね」



「は?」


「めちゃくちゃ楽しそうに話してんじゃん」






…………はい?



「気のせいだろ」



「ふっ」





意味深に笑うたまを見つつ、


流し込むようにカレーを食べた。





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ねこのみつ second.→←4月1日



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作者名:はちみつ | 作成日時:2016年3月26日 14時

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