御令嬢は漫才師であらせられる (ページ23)

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Nineteen ページ23

今日は､バツウケテイナーの収録

連城「おはよ」

『んー』

何故か河井さんの脚の上で寝てた

大方載せてくれたんだろうなぁ

あの人はそういう人。面倒みがよく、優しい

まさに兄貴ってやつ

連城「眠いん？」

『ちゃんと寝たんだけどなぁ』

河井「まぁだ眠いん！？俺の膝であんなに寝とったんに！？」

あの後､石井がお皿洗ってくれてる間にお風呂に入り､石井に髪の毛乾かしてもらっていたら知らないうちに寝てしまっらしい

朝起きたら､鍵はポストに入っている旨の手紙が書いてあった

いつも申し訳ないな。とは思いつつも私は彼を呼ぶのだろう。

山名「おー！久しぶりちゃう？」

河井「いやこの前会っとったやろ」

連城『えっ山名さんもう老化ですか？』

山名「やかましいわっ」

『相変わらず子供みたいな……』

秋山「山名くん？」

『怒られますかね？おはようございます秋山さん』

秋山「山名くんはAの事大好きやから大丈夫やろ。おはようA」

稲田「Aちゃーん！！！！河井さんが虐める！！！！」

河井「いじめてへんやんか！」

稲田「僕の事ハゲや言うてきますやん！」

河井「事実や！！！！」

『稲田先輩は私が守る！！！！』

秋山「それ俺のやーー」

私はバツウケテイナーの収録場が好きだ

川西「あれ､俺ら最後？」

『おはようございます川西さん水田さん』

連城「そうですね､やっぱ和牛さんはちゃいますわ～」

連城と立ち上がってお辞儀をする

先輩に会う時はこうするのが2人の暗黙のルールだった

水田「Aーー！！」

水田さんが私を抱きしめる。

苦しい､先輩だから何も言わないけど､水田さんに抱きしめられるのは嫌じゃないけど、そろそろ窒息する

見かねた河井さんが言う

河井「ちょっ水田！！Aが窒息してまう！！！！」

水田「えっ？」

稲田「わー！Aちゃん！今人工呼吸したるからな？？！」

『失神してないんで！！！！お気持ちだけで結構です！！！！』

連城「いや稲田さん顔」

稲田「えっ？」

川西「稲ちゃんその顔はあかんわ」

山名「どれどれ」

秋山「いやなんでアヒル唇やねん」

みんなが笑う。そんな中でも稲田さんはお得意のアヒル口を続ける。

稲田さんのアヒル口可愛いけどそれを上回る面白さがあるから狡いと思う

稲田「えーそんなこと笑うことないやんかぁ」

川西「その顔やめぇや」

山名「あかんAが笑いすぎて使い物にならへん」

稲田さんのさっきの顔面白すぎない？？