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外出▽ ページ14

「……」


「えっ…と…、Aさん…、?」


「……」


「無視ですか?」


「……」





悲報、剣持刀也、謎にフルシカトされる。




えなんで?


運動会の話は合意の上だったし、同棲の話も、…まぁ冗談だったわけではないけど冗談として流してもらえたし、なんか無視されるようなことた?!


でもこれ本人に聞いて、







「剣持さんって、女心、わからないタイプなんですね……。」




ってめちゃくちゃ冷やかに言い放たれても困るじゃないですか!?





どうしろっていうんだよ…しかもなんかさっきから部屋をうろうろしてるし…






って






「あ」







「うぎゃっ!」








え……嘘でしょこの人





「自ら部屋をうろついた挙句自ら壁に衝突していく人ってこの世に存在するんですか?」


「レッドリストにでも載せておいてください」


「いや絶滅危惧種とか天然記念物的なノリで片づけられる存在じゃないんですよ我々」


「…不老不死と永遠の16歳(ガチ)でしたね」


「僕をアイドル路線に走らせるのやめてもらってもいいですか」





アイドルはぁ…やめろぉ…!




……いやそうじゃないんですよ



なんで壁にぶつかった人の話から僕がアイドル路線に走らされてる話になるんだよ。






「そんなことは置いといて!怪我はしてないですよね?!ていうか、貴方さっきから僕のことずっと無視し続けたかと思ったら!何してるんですか全く!!」





彼女の顎を片手でがしっと掴み、もう一方で前髪を退かす。




…やっぱり、若干前のめりの状態でぶつかったせいで鼻ではなくおでこが少し赤くなっていた。




「もぉ〜…冷やしましょうか?」


「おかんかあんたは大袈裟な」





「で?なんでぶつかりに行ったんです?あと、僕を無視してた理由も」


「へ?!無視なんかしてないよ?!ってか話しかけられてた?!」


「嘘だろ…」



「はぁ…何をそんなに考え込んでたんです?」


「あ…やぁ…そのぉ…」


「ん〜?」










「…運動会に着ていけるような服が無いなって思って…」





ん?




「は、はい?」


「だから!私は仕事着と普段着が同じですから!運動会に向いた服が無いんですよ!」




どうしたものか…と、また考え始めたAさん。

僕の我儘にそんなに真剣に悩んでくれるとは。




「…ふっ、そんなの、簡単に解決できるじゃないですか。」

「、、と言いますと?」





「僕とデートしましょう?Aさん」

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Loaro(プロフ) - 創って更新したはずのデータがパソコンのエラーですっ飛んでもました!全然更新されないなぁと思わエてしまった方、待ってくださっていた方、本当に申し訳ありません…!全然気づかなかった…切腹します鋭利な顎で (10月26日 0時) (レス) id: 7d4f6a96b8 (このIDを非表示/違反報告)
Loaro(プロフ) - 最初立ててなかったのになんか立ってました!マジで全然気づかなくて…違反報告して消してくださった皆様、まる様、本当にありがとうございます… (5月14日 0時) (レス) id: 7d4f6a96b8 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ‘フラ立ってますよ!💦 (5月11日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Loaro | 作成日時:2023年4月30日 23時

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