私たち結婚しました！ (ページ32)

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もう一度おはようページ32

そんなこんなしていると、スタッフの方々が次々と新居にやってきた。
カメラの位置の確認やらなんやらを済ませると私たちは、
寝ているスニョンを起こすという設定で撮影することになった。

スニョンが寝室に入り、私は朝食の準備をする。
その間にスニョンが本当に寝ていてくれたらいいんだけど…

私は、本当の寝顔が見たいがはかりにそんな事を考えていた。

朝、緊張して恥ずかしくてドキドキしたけど、あんなにときめいた朝は初めてだった。

男の人と朝を迎えるなんて初めてで、私にはもう撮影で仕事として結婚していることなんて頭から抜けてしまいそうだった。

韓国の朝食は作れない私は、簡単にベーコンを焼き、目玉焼きを作り、スープとパンを準備した。

ドキドキしながら、カメラマンの方と一緒に寝室に向かう。

なお「おはよう。スニョンくん。起きてくださーい。」

私がベットに向かって声をかける。
反応がなくて、ベットの近くまで行くとスニョンの寝息が聞こえた。

(本当に寝てる！！可愛いーー！！)

心の声がもれそうになるのを我慢して、スニョンの体を優しく揺すりながら起こす。

モゴモゴして、体を動かすスニョン。

なお「起きてくださーい！」

スニョン「うーん…おはよう。」

気持ち良さそうに眠っていたスニョンが目を覚ました。
寝ている姿と、寝起きの顔に私は赤面するしかなかった。

その様子は、カメラにしっかり収まっていた。

けど、私は幸せでいっぱいだった。

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