ペンダントの魔法【stpr】

episode27 ページ28

「はぁっ…はぁ…っ…」






組員「もうガス欠〜？何人かの組員は倒されちゃったけど……まだ俺が居るけどwq」







っ……まだだ。大丈夫







異能力を使いすぎただけ。使わずに戦えばいい








任務の失敗なんて許されない。だからっ







絶対に成功させるんだ






ﾀﾞｯ






私が一番得意な足技でっ…！！







「はぁっ…！」ﾄﾞｶｯ





組員「っ…！っと…おらぁぁぁっ！！」ﾄﾞｶｯ






「っ…！！」ﾄﾞｻｯ







っ……早いっ……雫組相手にこんなにてこずるなんて…








「……はぁっ…ふっ…」







…っ息切れが治らない…







息切れのせいで激しい動きができない







……やっぱり急に異能力なんて使うんじゃなかった






いつも禁止されている理由は簡単






私の持つ異能力が強力すぎるから







私が生まれ授かった異能力は雪と氷






普通の異能力者なら授かる力は一つ






私は特別だった。二種類の異能力を制御しきれないんだ







だから使いすぎると支障が出る。息切れとかね







っ…これ以上使うと本当に大変なことになる








だから決着を次の一撃でつける







組員「……あ、そうだ。君ってどこの組？」





「っ…はっ…？」







組員「ここまで戦えて普通の異能力者の訳ないじゃん。どこかの組に所属してるんでしょ？」










……もうこいつらは倒す。言ってしまってもいいか







後ろに紫藤さん達が居るけど…









「……私は雨宮組。貴方達みたいな悪人を討伐する国公認の組織だ」






る「っ…！？ぇ…！？(あ、雨宮組って…)」






莉「っ…！？(嘘……噂によく聞く組だけど……)」






な「……！(まさか俺たち以外にも……)」






ジ「っ…(な組以外にも国公認の組織なんているんや…)」







組員「あ、あま…！？雨宮組っ…！？」








やっぱり私たちの組は有名だ…。良い意味じゃないけど







「……異能力;吹雪天嵐………雫組を討伐するのが今回の私の任務です。……さようなら」









組員「っ…！？ぐっ…あぁぁぁぁぁっ…！！！？」











ﾊﾞﾀﾝ






「はぁっ…っ…は、ぁっ…」






これで全員だ…雫組の討伐は終わった






「はぁっ……ふぅっ…はぁ…っ…」






やばい……最後の異能力の一撃がきた






息が苦しい。フラフラする…







どうしよう＿

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