ペンダントの魔法【stpr】

episode41 ページ47

こ「え〜…ねぇ、ここどうしたらいいと思う？」






「……ぇ…あー…そこにレンガ敷いてみたらどうですか…」







こ「あ、たしかに…センスいい〜！ありがと！」









「……いえ…」





はぁ……疲れる……あと2時間くらい…もう…帰りたい…








ー2時間後ー





な「んーっ！着いたぁっ…！！」






莉「ずっと座ってるとお尻が痛いね…」






さ「まぁ、このあとはホテルの各部屋で過ごすんだから…いいんじゃね？」






やっと…ついた…






明日から観光スタートらしい。今日はもうホテルに行く







各部屋でのんびりするって言うけど……まだ13時なんですけど…







夜まで部屋で過ごせって…？この人達と？………無理でしょ…









る「早くホテルにいって、荷物整理しましょうよ！」







ジ「寝る場所も早いもの勝ちやかんな！遅いと知らんで！！」







こ「あ！待って！！僕が一番！！」






さ「は！？俺に決まってんだろ！！」






ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ





「………」





寝る場所なんてどうでも良いと思うけど。寝れればそれで私は満足なんだけどなぁ







な「…嵐みたいだったね…」





莉「ね…」





「……二人は行かなくていいんですか？寝る場所とか取られるんじゃないんですか？」








な「ーあぁ…w俺たちはもう慣れっこだからw」







莉「それに寝れればいいし…w枕は俺が一番に好きなの選ぶけどw」







枕…寝るのに結構大事って言うけど、ホテルの枕はどれも違いは無いと思うけどね







な「水瀬さんは？どれでもいいの？」





「…はい、だってどれも変わらないじゃ無いですか。寝れればいいです」







莉「…wwwほんっと…変わらないよね。いつも自分後回しなんだからw」







「……？変わらないって…赤石さんの前でそんな話したことありましたっけ…？」








莉「…あ…」





な「…なんでも無いって！さっき新幹線で寝てた時に見た夢らしいよwさっき話してくれたし…」






「そう、ですか…」







……何かおかしい。明らかに動揺した







…あの人達はいつも、昔から私と一緒にいたように発言する








私は知らないのに、最近出会ったばかりなのに






私の知らない話を作り出してる





考えている事が読めない人達

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