ペンダントの魔法【stpr】

episode39 ページ41

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ




莉「あ、着いたよ！みんなも待ってる」





「……はい」







あの後は一言も喋らなかった






話す話題もないし。







こ「あ、莉犬くーん！！水瀬さーん！こっちこっち！グループで集まれだって！」






莉「ころちゃん声でかい！うるさい！w」







赤石さんも十分声のボリュームを考えた方がいいと思うけどね…








な「もうこれから移動だって！良かったね…めっちゃギリギリだけど」







「……ごめんなさい、のんびりしすぎました」







る「まぁ、今回は1回目ですし！毎回遅刻するような人に比べたら大丈夫ですよ！」







………そっか、毎回遅刻する人がこの中にいるんだね








ジ「にしても俺さぁ…ずっとバスやと思ってたんだけど新幹線なんやな」






さ「え、バスで行ける距離だと思ったの？」






ジ「おん」




さ「やば」






莉「今回どこ行くの？俺全然話聞いてなくってわかんないんだけど…」





な「京都らしいよ。俺も今日初めて聞いた気がするけど」






この学校の先生は伝えるのが遅すぎる。なんで当日なんだろう‥






る「まぁ、もう行きましょ！新幹線ではゆっくりできるんですし」






「……もう列が進んでますよ。置いてきぼりです」









こ「えぇ！？ちょ、急げ急げ！！」







ー駅ー




る「みなさーん、切符もらってきました！これの書いている席に座ればいいらしいですよ」





もう事前に席が決まってたんだ。よかった…じゃあ今から席を決めます！とか言われなくて…






さ「基本グループで固まってるな」







ジ「とりあえず中に入って席の場所確認してから、荷物おかんとな」





ー車内ー






こ「あ、僕ここー！！」






ジ「俺は後ろの方やな」






さ「お、ジェル隣じゃん」





ジ「マジー？やったな、さとちゃんとならうるさくしても大丈夫やな…るぅちゃんとかやったら…」





る「さとみくんー席、かわりませんー？」





さ「wwwwww」





何をやっているんだか…






莉「あ、俺もさとじぇると同じ列の席！ここ、3人席なんだね」







な「俺はるぅちゃんとだ！」





る「！よかった…なーくんとなら安心ですね！」





「…あ、私は青山さんの隣です…ね」






学校でも席が隣なのに…なんで新幹線まで…





こ「よろしくねーできるだけ静かにするから！w」





「………そうしてください」



なんだか新幹線の中でも騒がしそうな予感…

【大事なお知らせ？】ファンの子集まれ！→←episode38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す