最弱＝最強【stpr】[5]

story208 ページ13

る「…は？笑ったって…Aちゃんが…！？」





さ「待て待て待て待て待て…頭が追いつかない‥」






「……だって…みんな、私がちょっと泣いただけであんな大慌てするんですもん…面白いですよ…w」






ジ「……やばい、笑った顔、めっちゃかわええ…」





え…？






な「ちょっと、写真撮っていい？記念日！！記念日！！」







「ちょっと待ってください…一回落ち着きませんか…？」







母「…ふふ…(本当…仲がいいようで良かったわ…)」







「待ってください！まずは咲人のところへ帰りましょう？手当てもしてもらわないと…！」







る「…そうですよ…Aちゃんがめちゃくちゃ困ってます！」







よかった…るぅとくんはまだまともだった…







こ「えぇ…また笑ってくれる？」






「え…まぁ…笑いますよ私だって…人間ですから」







な「ごめん…取り乱した、とりあえずでもみんな元気だからいいよね！」







「よくないですね」







まぁ、元気なのはいいんだけど…







もう朝日も登り始めてるし…








とりあえず、まずは帰んないと…








莉「ふぅ…疲れた…で、まず帰らないとね…どうやってきたか忘れたけど」








「それなら私覚えてるので大丈夫です。歩いて帰る…体力あったりします？」






こ「ない！」






「…じゃあ、魔法の絨毯とほうきを使って帰りましょうか…」







莉「あ、待って！俺…わんちゃん置いてきちゃった！！」






「…？わんちゃん？」







犬なんていたっけ…？







る「莉犬が精霊の力を解放したら出てきた子なんですけど…能力もわからないし危ないからって…」







動物も出てくることなんてあるんだ…








ジ「呼んだら来てくれるんちゃう？」







莉「…そう、だね…やってみる。俺のわんちゃーん！！戻っておいで！！」









ﾋｭﾝ




「！！あ、この赤髪のわんちゃんですか…？」







凄い勢いで戻ってきたけど…







莉「おぉ…すごいね、頭いい…俺の声をもう覚えてる…」






さ「そんな話後でいいから！とりあえず帰るべ」







こ「魔法のほうきまだあるし…絨毯も」







莉「全員乗れる…？……このわんちゃんが大っきくなれればそれに乗れるけど…」







「……精霊が生み出した物ですし、多分行けると思います…」







莉「……ねぇ、わんちゃん。大きくなれたりする…？」








ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

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