最弱＝最強【stpr】[2]

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「私は…ランク昇格戦に出ます」



咲人「…！！？…まさか了承してくれるとは思わなかった…」




…ランク昇格戦は魔法を使って戦って決める。





私が最強魔法一族って事がバレる可能性は十分ある。






怖い…けど…





逃げてるままじゃダメなんだ。





いつかは研究所に行って家族や紗良を助けに行きたい。






それの練習だと思え。研究所の人が私を捕まえに来たとしてもそれを家族を助ける事ができるチャンスだと思えば大丈夫。






いつまでも「怖い」「魔法は使えない」そんなことは言えない






私も一歩踏み出さないと。そうしないと守りたい人だって守れないから。





「…ランクとかは正直興味はないです…でも、一歩踏み出すチャンスだから」






…『チャンスは絶対に逃すな』…




これはお父さんの口癖。





大丈夫、逃さない





咲人「…！そっか。よし！早速放送で全校生徒を校庭に集める」




さ「！はやっ」





咲人「だって戦いなんてどれだけ時間かかるかなんてわからないからな！」





な「…放送の準備できました！」






咲人「紫電くんナイス！！じゃあ、早速…」











ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ




咲人『全校生徒の皆さんにお知らせします』





咲人『今から最低ランクのランク昇格戦を行います。全員、校庭に集まるように』




ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ





咲人「これでオッケー」




る「もう全校生徒が集まり始める…」





ジ「俺たちも校庭に行かんと…」




咲人「司会は俺がやる。とりあえず校庭に行こう」

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