最弱＝最強【stpr】

story34 ページ35

オムライス…オムライス…




卵…ケチャップ…





こんくらい？6人と、私の分だから…





あの人達はどのくらい食べるんだ…？





少食なら少なくするし…おかわりとかする感じなら多く作るし…





どうなんだろう…





さ「あいつら、食べるときは食べるぞ」





「！！？」





び、びっくりしたぁ…





えっと…確か…桃瀬さん、だったよね…





「あ、ありがとうございます…」






さ「……手伝う」





「……え…」





さ「？なんだよ、不満か」






いや、違くて…！





「手伝ってくれるとは思わなかったので……」






桃瀬さん、私の中で勝手に怖いイメージがあったから…






底辺魔法使いって腕掴まれてからこの人怖ってなってたからね…






さ「…早く作るぞ、」





ていうか…黄瀬さんに連れて行かれたはず…





「…黄瀬さんに連れて行かれてたんじゃないんですか…？」






さ「黄瀬…？…あぁ…るぅとのことか。殴られる前に交渉した」





こ、交渉…？



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ー数分前


さ「待て！るぅと！」




こ「早まるな！」




ジ「落ち着くんや！」





る「ん？僕はいつでも落ち着いてますよ？」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ(ビール瓶振り回してる…)





こ「ひぃっ！」




さ「ｽｩｩるぅと、交渉しよう、お前が俺らを殴らなければプリンをやる」




る「！」




こ「！う、うんっ！めっちゃあげるよ！」






ジ「せ、せやでっ！お互いにとっていいことやん！」






る「言いましたからね！後でプリン、くださいね？」





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


さ「って感じ」




おぉ…




黄瀬さん、プリン好きなのかな…





ていうかそれだけで殴るのをやめる黄瀬さん…可愛い…。

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