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7話 ページ7

人通りの少ない時間帯だったため綴と手を繋ぎながら登校出来たのがとても嬉しくて
気分が良いまま綴と集合場所の演劇部の部室に向かう
部室の前にはもう私たち以外の全員が集まり終わっていた

「ごめん遅くなった」

「だいじょーぶ!でもちょっと色々急ぎめでやるよ」

軽く謝れば笑顔で大丈夫だと返すのは
今から撮る週刊被写体(モデル)科の星という学校の中だけで売り買いされている雑誌

通称《モルスター》
それに載せる写真の構成やどういったテーマで撮るのかなど全体を指示している
所謂の監督のような役をしているトモだ

因みに芸能部はチームを組み活動をしている

チームは入学してすぐに授業で編集やプロデュースを主にしている芸能部編集科の人が自分がプロデュースしていきたいモデルを選ぶところから始まる

その後、ほかの科がその様子を見て自分の入りたいチームに入っていく仕様だ

そうして集まったのが
メイク科のスズ、編集科のトモ、ファッション科のラン

因みに私たちの名前は《 科名 》という芸名のようなあだ名のようなものを名乗っているためメンバーの本名は全く違う

私の科名はイト

理由は綴の字に入っているからというなんとも簡単な理由からで...


まあ
簡単に言ってしまえば芸能部はかなり変わった部門であり学科であるということだ


「ちょっとA!メイク終わったって!」

「あっごめんぼーっとしてた!」

メイクが終われば鏡に映る私は’’イト’’になっている

衣装に袖を通しながらAではなく
イトとしてのスイッチを入れる

スズとランがそれぞれしてくれたメイクと衣装のチェックをした後

私は演劇部に部室を借りる時にプラスでお願いして借りた小道具の銃を手に取り

左右のホルスターに一丁ずつ入れる

私の準備出来たことを確認したトモが

「じゃあ今日の撮影場に移動しようか」

と声をかけてきたため
私たちはそれに頷き部室をあとにした

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ラビ(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます!なるべく早く続きあげますね (2018年1月28日 4時) (レス) id: 1b48d43599 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - つつつつづるんカッコイイ((( ´ºωº `))) 続き楽しみにしてます! (2018年1月27日 6時) (レス) id: ed755a6de4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年12月2日 13時

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