3話 ページ3
あの後奥の扉が開いて入ってきた大人な方々がその場を収めてくれた
落ち着いたところで私は彼以外の劇団員の皆さんと挨拶を済ませた
挨拶してる時にいつの間にか私のことをAまたはAちゃん呼びということも決まったらしい
「あのそろそろ本題に入りません?」
「あっ!そうだった!
ごめんねAちゃん」
「いえ大丈夫です
言われたものは持ってきましたけど
これ劇団員の皆さんにも見てもらうんですか?」
「そうなの!そのほうがいいと思って
嫌だったかな?」
「いえ、私もそのほうがいいと思います」
リュックから出したパソコンを三好先輩に預け準備をしながら監督さんと話していれば
さっきまでばらばらだった皆さんがテレビの見える位置に移動を始めた
「私自身を使うか使わないかを決めていただくには教えられる方になる劇団員の皆さんの意見も大切ですから」
「うんそうだね!あっ!そうだ!
今日一人、いない子がいるんだけど
春組の「知ってますよ」え?」
「彼のことなら知ってますバイトですよね?
私と彼は幼馴染なんですよ
そうだ、言い忘れてました!
監督さん彼に私がここで働こうとしてること
私が今日もし受かったら言わないでください」
「え?!なんで?」
「急にいて驚かせたいんです」
驚かせた時の彼の反応を想像して思わず笑みがこぼれる
「Aちゃん楽しそうだね」
「そうですか?
まあ彼をいじるの楽しいからですかね」
「ううんそうじゃなくて」
「え?」
聞き返そうとした時に三好先輩が声をかけられた
「準備できたよー!Aちゃん!
どれ再生しちゃう??」
「あ!その1番右端ので大丈夫です」
「おけ!Aちゃんたちも早くこっちきて!」
結局監督さんに先程の続きを聞くことも出来ずそのままテレビの前のソファに座らせてもらった
パソコンはテレビに繋げられていて
パソコンの画面がテレビに映し出されている
「それじゃ!再生の前に説明しちゃうよん♪
今からすることは
音響係としてオレたちが舞台にたってる時の曲や音をAちゃんに任せて大丈夫かっていうのとー
公演だったりグッズだったりで撮る写真のモデルとしてのコーチっていうのとー
その他のまぁ何か色々をAちゃんにお願いするかどうかを今から観る動画や画像から決めちゃうよん♪
ってことで皆準備OK?
それじゃ!さーいせーい〜♪」
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ラビ(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます!なるべく早く続きあげますね (2018年1月28日 4時) (レス) id: 1b48d43599 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - つつつつづるんカッコイイ((( ´ºωº `))) 続き楽しみにしてます! (2018年1月27日 6時) (レス) id: ed755a6de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラビ | 作成日時:2017年12月2日 13時