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16話 ページ16

それから誉さんに全ての部屋を案内してもらった

誰がどこの部屋にいるかだけではなく

お風呂やレッスン室から倉庫まで教えてもらった

なんとなく場所を覚えたので後は慣れるだけ

誉さんの案内はちょっとした豆知識のような小話を交えていたのでとても楽しかった

「とりあえず案内はこのぐらいで談話室に戻ろうか

どこか分からないことはあったかな?」

「いえ大丈夫です

誉さんの案内面白くてとても分かりやすかったです」

「そうかい?それはよかったよ」

優しく笑う誉さんは動作の1つ1つに品があって

思わず見入ってしまうほど


こんな綺麗な動きができればモデルとしてもっと色んな衣装で撮影が出来るんだろうけど

あんなに自然に出来るようになるには時間がかかるだろうなぁ


「さあ!Aくん着いたよ」

「えっ」

考え込んでいたら
いつの間にか談話室の前についていた

誉さんが横にずれ談話室のドアを開けてくれた

談話室に入ると団員の皆さんが揃っていて
たくさんの料理が並べられていた

「Aちゃんここ空いてるよん!」

入ってすぐの所でキョロキョロと辺りを伺っていると三好先輩に呼ばれた

三好先輩が指してる席は
右が三好先輩、左が伏見先輩、目の前が綴になる席だった

気を使ってくれたのかな

誉さんはいつの間にか席いついていたようで最後に私が席につくと
同時に三好先輩が立ち上がった

「では!今日の主役も来たところでAちゃんの歓迎会を始めるさせていただきまーす!

皆ちゃんとコップは持ったー?!

Aちゃんの入団を祝って!

カンパーイ!!!」

「「カンパーイ!!!」」

いきなりの乾杯の音頭に慌てながらもコップを高くあげる

「A明日の話したいんだけどいいかな?」

皆さんからよろしくと声をかけてもらいそれに答え終わってすぐ伏見先輩が声をかけてきた

「はい大丈夫です」

目の前の大皿に盛り付けられたサラダを小皿に分けながら伏見先輩は話を続けた

「準備の方はどうだ?」

「今からでも大丈夫なほど整ってます」

「あははっそうかそれは安心だな

今日引越しが終わったばかりなのに悪いな」

「いえ、キキ(撮影係)以外に撮ってもらえる機会なんてなかなか無いのでとても嬉しいです」

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ラビ(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます!なるべく早く続きあげますね (2018年1月28日 4時) (レス) id: 1b48d43599 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - つつつつづるんカッコイイ((( ´ºωº `))) 続き楽しみにしてます! (2018年1月27日 6時) (レス) id: ed755a6de4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年12月2日 13時

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