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12話 ページ12

「着いたよ起きて」

「ふあぁ...すみません寝ちゃったみたいで」

「いいよ気にしないで」

運転手さんに起こされると目の前には大きな三角屋根の建物

前に1度きたことがあるそこは
MANKAIカンパニーの寮だ

トラックから降りると三好先輩と伏見先輩がいた

「はよー!Aちゃん待ってたよん!」

「おはようA」

「おはようございます
すみません予定より遅くなりました」

「いいよいいよ気にしないで!

ってかAちゃん荷物多くね?!」

「楽器がほとんどですよ
持ってくる用に毛布とかクッション使ってるせいで余計に多く見えるんですよ」

「なる!じゃあ荷物トラックから降ろそうか!」

「もう少し人手がいるな手が空いてる人に頼んでくる」

「すみませんお願いします」

とりあえず軽い生活用品から下に降ろしていると
手伝いに来てくれた劇団員の中から
「はあ?!」とよく知った声がした

「なんでここにAがいるんだよ!」

視線を声の方に向ければ困惑した様な驚いた表情で目を見開いた状態の綴がいた

「言ったでしょ?私新しく住み込みバイトするって」

「ここでとは聞いてねぇ!」

「言ってないからね!」

「本当にお前は...はぁ やれやれだわマジで」

ドヤ顔で腰に手を当てながら仁王立ちをすれば綴は頭を抱えたあとブツブツと独り言を言い出した

「だから新しくくる人のことについて皆俺に教えてくれなかったのか」

そんな綴の手を引きトラックの上のドラムの前まで連れていく

「綴!独り言なんか寂しいことしてないで手伝ってドラム運びたいの」

「はぁ...ったく分かったよ」

しぶしぶと言ったように綴がドラムを一緒に持ったのを確認して手伝いに来てくれた他のメンバーに声をかける

「こっちのトラックの荷物は全て楽器なので慎重に運んできてください
ケースにしっかりと入ったのをお願いします」


そこからは本当は生活用の部屋として支配人さんが用意してくれた大きな方の部屋に楽器を運んでいき

楽器を入れるために用意してくれた小さな部屋にハンモックと雑誌を適当に置いて荷物を入れるという作業はおわった

その後は伏見先輩と綴に手伝って貰いながら
楽器部屋の方に防音シートを貼り付け音漏れがないようにしていく

床にも傷がつかないようカーペットを敷き

壁に楽器をかけれる所をいくつも作り
ギターやバイオリン、トランペットやコルネット
比較的軽い弦楽器と管楽器を並べれば

三好先輩命名『音楽室』が出来上がり

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ラビ(プロフ) - もみじさん» ありがとうございます!なるべく早く続きあげますね (2018年1月28日 4時) (レス) id: 1b48d43599 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - つつつつづるんカッコイイ((( ´ºωº `))) 続き楽しみにしてます! (2018年1月27日 6時) (レス) id: ed755a6de4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年12月2日 13時

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