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講師になる ページ8

「三角くん!どういうこと?!

話といてくれたんじゃなかったの?!」

慌てた様子でみすみんにいづみさんが詰め寄っている間も

私はそんなこと言ってたかな?

と昨日の電話の内容を思い出したけど...

うん、やっぱり知らない話だわ
絶対聞いてないな

思わず苦笑いをこぼした

「え〜?でもおれいったよ〜?

寮にきてー遊ぼーって?」

「伝えてくれたのってそれだけ?!」

「そーだよ〜?」

いつもニコニコのみすみんが

「なんかおれダメだった〜?しょぼーん...」

なんて眉をたらして悲しそうにして言うので

「いづみさん!なんの講師か分かりませんが

私もこの劇団の力になりたいのでその話お受けします」

私は講師をやることにした

「Aいいの〜??」

「もちろん!それに講師をやれば今以上にみすみんにも会えるしね!」

「やったー!!」

先ほどとは違い笑顔になったみすみんが

嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねた

「Aちゃんほんと大丈夫?」

「大丈夫ですよいづみさん

それでその講師の話詳しく聞いてもいいですか?

私が教えられるようなものか判断しますので」

「うん!じゃあちょっとあっちで話そうか

左京さんもいいですか?」

「ああ、わかった」

少し移動して3人でキッチン前のイスに座る

私の前に古市さんといづみさんがいて

なんの講師をしてほしいかから始まり

お給料はどうするか等まで話し始めた

「はっきり言うがうちの劇団にそこまでの余裕はなくてな

給料もあまり出せねぇのが現実だ」

「だからAちゃんからなんか

条件とかあればなるべくそうようにするから!」

「そうですね...

まず、アクション関係でしたら
私も習っていたことがあるので教えられる
こともあると思います

なので
講師のお話は正式にお受けします

あとお給料の方は別になくても大丈夫です

私なんかに払うお金があるなら
その分経費や劇団員の皆さんに回してください」

「え?ほんとにいいの?」

「はい、会社からのお給料で充分ですから

その代わり条件があります」

「なんだ?」

「毎日3枚程度でいいので
みすみんの写真を送ってください!!」

「「え?」」

「それが私からの条件です!

ご検討の程お願いします!」

勢いよく頭を下げると古市さんといづみさんは

驚いた表情で私を見ていた

写真より→←三角好きの彼の仲間2



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ラビ(プロフ) - 藍羽 -awa-さん» 綴の作品と同列進行なので更新ペース遅くてすみません!コメと応援ありがとうございますがんばります! (2018年9月24日 11時) (レス) id: e4d1cbeb86 (このIDを非表示/違反報告)
藍羽 -awa-(プロフ) - はじめましてー!!ほんともうごめんなさい突然!私も三角だーいすきで!すごくすごく気に入りました!更新頑張ってくださいね!応援してますっ! (2018年9月24日 1時) (レス) id: 9753f354a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年11月5日 13時

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