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引越し3 ページ33

「みすみん!今度必ず乗せてあげる!!
約束するから今日は我慢してもらってもいい?」

「うーん、絶対乗せてくれる?約束?」

「うん、約束!それまでにバイク乗る用の服とかメットとかの準備も一緒にしよ?」

「わかった〜!」

「ふふっありがと、
ってことで万里が私とバイクね」

「おう」

「じゃあ先に行ってますね」

茅ヶ崎さんはそう言いみすみんを乗せて車を出した
それについて行くように私は万里を乗せ、バイクを走らせる

20分ほど走ったところで寮についた

寮に着くと劇団員の皆が待っていて荷物運びを手伝ってくれたので私の荷物は一瞬で車の中からなくなり、みすみんと共有する部屋へと運びいれられた

「あれ?いっぱいあった三角片付けたんだ」

「うん!Aの荷物が入るように片付けしとけって左京に言われたから皆にも手伝ってもらいながら、お片付けしたんだ〜」

「そっか〜ありがとね」

片付けとか苦手なのに頑張ってくれたんだなぁ、あぁほんっと可愛いなぁ

エッヘンしながら頑張ったんだよ!と表情で伝えてくるみすみんをわしゃわしゃと撫でまわす

「じゃあ! ダンボール開封といきますか」

持ってきた荷物を適当に片付けていく

なるべくみすみんの三角グッズの邪魔にはなりたくなかったので三角の模様の棚の中にどんどん荷物を詰めていく

私が荷物を片付けてる間に、みすみんは三角探しを頑張ってくるというので棚の設置を終えてみすみんはもう出かけている

つまり今は部屋にいるのは私だけだ

ダンボールから棚の中に荷物を何とか詰め込めた

大きめの棚で助かったな

「Aさん、お昼の準備できてますよ」

コンコンッと軽いノックの後、伏見くんが顔を覗かせた

「了解です、すぐ行くよ」

軽く手をふって応えると「分かりました」と微笑んでドアが閉められた

よくできた子だな、なんて近所のオバサンのような感想が思わず口から漏れた

本当に大学生か? と思ってしまう程の体格の良さと精神年齢の高さの持ち主なだけあるな

ダンボールをまとめて端によせて、よし行くかとドアを開け外に出ると誰かにぶつかった

「おっと、すみません」

前を向くと目の前には大きくマシュマロの文字

「いや、こちらこそすまないね
ほら、密くん前をちゃんと見なきゃダメだろう」

その声に顔をあげれば有栖川さんとマシュマロを抱えながらうつらうつら船を漕ぎながら立っている御影さんがいた

こりゃまた美形さんが至近距離におられる

本編無関係、作者から→←引越し2



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ラビ(プロフ) - 藍羽 -awa-さん» 綴の作品と同列進行なので更新ペース遅くてすみません!コメと応援ありがとうございますがんばります! (2018年9月24日 11時) (レス) id: e4d1cbeb86 (このIDを非表示/違反報告)
藍羽 -awa-(プロフ) - はじめましてー!!ほんともうごめんなさい突然!私も三角だーいすきで!すごくすごく気に入りました!更新頑張ってくださいね!応援してますっ! (2018年9月24日 1時) (レス) id: 9753f354a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作成日時:2017年11月5日 13時

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