132 ページ42
Aside
合宿を終えて、少し経ち、大会日になった。
na「うわぁ。めっちゃ緊張するわぁ」
と直央は心臓を抑えている
確かに、かなり緊張してしまう。
僕は個人戦だし、ある程度直央やクロノア先輩と違って責任感とかあまり感じないからいいんだけどね。
会場の方に行くと、観覧席から
tom「Aー！ キヨさんやレトルトさんもいるよー！」
ととも兄が声をかけてくれる。
年下に礼儀正しくなってるとも兄はどうしたの。
まぁ、それが兄さんのいい所なんだけどさ、僕にとったらだけど。
ky「Aー！ 頑張れよー！」
rt「ふぁいとー！」
と3人から応援される。
na「なんや、キヨくんとレトルトくんはともさんと知り合いだったんか」
と言われる、僕はそれに頷いた。
中学三年の時に、キヨくんとレトくんを家に招待したことがあって、その時とも兄も来てたんだよなぁ。
キヨくんがとも兄と料理してたの覚えてる。
とりあえず3人に手を振って、待機場所にいく。
先に個人戦の方始まった。
とにかく、的の中心に当てることだけを考えていた。
大会が始まり、選手が弓を引けば、みんな静かになる。
それが当たり前だ、だって声で邪魔されたらたまったもんじゃないから。
そして僕の番になる。
大丈夫、いつものように、こなすだけ。
28メートルも離れている距離。
練習で慣れているはずなのに、大会となると、ほんとに遠く感じてしまう。
それでも、冷静に打つしかない。
この大会では、1回2本打てる。
とりあえず、最初の1本である程度落ち着かせておかないと。
そう思いながら、矢の準備を終わらせて、呼吸を整えてから弓を引いた。
そして、放つ。
矢は、中心からは少しズレたところに当たった。
これは、真ん中に打つのが不安定だな
矢で跳ね返ってしまってしまうなんて、やっちゃいけないからな。
そう思いながらも、呼吸を整えて、弓を引く。
2本目は、完璧真ん中とまではいかなかったが、1本目よりは、真ん中に近かった。
良かったぁ。
そう安心しながら、次の選手と変わる
大丈夫、大丈夫だと心を落ち着かせていた。
そして、個人戦の結果発表になった。
下の順位から見てるのだけど、僕の名前が出てこない…
そして、3位のところまで来た。
mb「弓道部門、今大会の準優勝者は、Aさんです」
あ、まじかァ…
1位は取れなかったけど。
表彰台に乗り、表彰されてる
na「Aはすごいなぁ」
と嬉しそうにしていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青海 真優奈(暇人) - ｺﾝﾀﾝﾓって,,,可愛すぎか！？ (2020年7月13日 13時) (
レス) id: 7a9233ef3e (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - しおりんさん» いいですよね！ 共感してもらえていたら嬉しいです！ (2020年6月7日 21時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - ともさんが兄…良い…(￣¬￣) (2020年6月7日 0時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 椿さん» そうなんですか？！ なんか…嬉しいです！！ 弓道部は友達が入ってるのですが最初の頃は体力づくりがほとんどだろうです！ 頑張ってくださいね！ 応援します！ (2020年6月1日 22時) (レス) id: cf71a0dbbb (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ぴゅひゅ…これ見て悩んでた部活選びを弓道部にしたぜぃ…感謝やわぁ… (2020年5月31日 18時) (レス) id: 18cb492053 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Liz | 作成日時：2020年5月22日 19時
