1 《 k 》 ページ3
キヨside
頭がガンガンする。
頭を抑えて、目を開けた。
地面が逆に見える。
同時に、いろいろな事を理解した。
「っひ！？」
地面すれすれに吊るされている俺の顔、
逆さまになった体
頭が痛かったのは吊るされたせいで血が上っていたからなのか
俺は足を見上げた。
まるでタロットカードの何かみたいに、足を縛られて、天井に吊り下げられている。
「くそ、っ！！」
脚に手を伸ばそうとしても、当たり前のように届かない。
というか、力が入らない。長く吊り下げられているのかもしれない。
「届け…！！」
紐の結び目に、手を伸ばした時だった。
「っ、キヨ！？」
「う、っしー！！」
部屋の重そうな扉を開けて、うっしーが部屋に入ってきた。
「お前、何で吊るされて…ってか、早く降ろさねぇと顔色がやばい」
うっしーは周りを見渡して、近くに置いてあった椅子に足をかけた。
「急に落ちるかも。背中から落ちる準備しとけ」
「わかった」
すると、足元の窮屈感がなくなって
「うおっ！？」
「あ、だいじょぶ？」
地面に叩きつけられた。俺は起き上がって頭を振る。
「……なんとか」
「うっし。それならさっさとここから出んぞ」
うっしーが差し出してくれた手を握って立ち上がる。まだフラフラするけど、何とか歩けそうだ。
「お前がここにいるってことは、他の奴らもいるってことだ」
「何でわかんの？」
うっしーは俺を見た。その目には何かを映している。何なのかは、わからないけど。
「……忘れたのかよ。実況撮ってただろ、俺たち」
俺はその言葉で、今までのことを全て思い出した。
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Liy(プロフ) - 餡子猫*秋。さん» うふふふふ…アイスバースですよ！応援してくれるだなんてすごく嬉しい…！多分この作品が完結してからになっちゃうと思いますが、気長に待っていてください！！笑笑 (2017年8月19日 8時) (
レス) id: 36c432399e (このIDを非表示/違反報告)
餡子猫*秋。(プロフ) - ちょっと作者さん…。アイスバースですって？私、次新しいお話見に行くしかないじゃないですか!!← てことでこっちも応援してるけどその新しいのも応援しにいきます() (2017年8月19日 2時) (レス) id: b18668d941 (このIDを非表示/違反報告)
Liy(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けてすごく嬉しい…！！頑張ります！ (2017年8月18日 18時) (レス) id: 36c432399e (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いですね！凄く続きがきになります！更新楽しみにしてます！ (2017年8月18日 5時) (レス) id: ecd9303056 (このIDを非表示/違反報告)
Liy(プロフ) - 秋日狂乱@ 絵 筆さん» うわぁぁぁありがとうございますぅぅぅぅ(うっしー風)笑笑すっごい嬉しいです！！とりあえず私も頑張っていきます() (2017年8月17日 22時) (レス) id: 36c432399e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liy | 作成日時：2017年8月6日 11時
