203話 ページ38
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「え...？」
「それって...一体、」
みんな混乱してる、でもちゃんと伝えなきゃ、
こんな状態で申し訳ないけど、本当はもっと早く伝えるべき＿＿
「先生！」
その時切島の声が響いた。
「爆豪叩き起してきたぜ！！」
『ぇ、』
「そうか、」
え？、そうかって、しかも寝てたって、なんで
「...」
『...』
目の前に、爆豪が立つ。
今回の件で、1番爆豪に迷惑をかけた。
でも私は咄嗟に下を向いてしまった。
「下向いてんじゃねぇぞクソ女」
『ｯ、な＿＿＿＿ぁ、
それ、なんで、』
私の前に突き出された、1本のミサンガ。
血が滲んで廃れたものじゃなく、綺麗に編み直されてる。
「てめぇの大事なモンなんだろうが」
やっぱり、必ず私の所に戻ってくるんだ。
ごめんなさい、兄さん。要らないなんて思って。
『ごめ、』
「A」
響香に呼び止められる。
「そういう時は"ありがとう"だよ」
3年前、いや、10年前は、こんな優しい人達に囲まれるなんて想像すらしなかった。
願ったことすらなかった。
生きててよかった。
『...』
.
『ありがとう』
みんなに会えてよかった
「「「！？！？！？」」」
「A、ｯ、え...？」
「今、笑っ...」
「だよね...？...だよね！？」
突然みんなが驚き始める。
私、何かした...？
『みんな、どうし＿＿』
「「「うわぁぁぁぁあああ！！！(泣)」」」
『え、ちょっ、倒れ、』
ﾄﾞｻｧｯ
『重、くるし...』
「おいお前ら、喜ぶのはいいが御鏡が潰れるぞ」
「相澤先生もそっぽ向いてる！！！！」
え、なに？何が起きてる？？？
「Aちゃん！！」
『なに、？お茶子...』
「笑えたね！！」
笑...？？
『私、笑った？』
そういうと、みんなものすごい勢いで顔を縦に振る。
そっか、私、笑えたのか。
「とりあえず、御鏡はまず部屋を移動しろ。話は明日だ。お前ら、
手伝ってやれ」
「「「はいｯ！！！！」」」
.
兄さんへ。
.
私を拾ってくれてありがとう。
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りり - ご返信ありがとうございます！個人的には爆豪くん落ち希望でs((( 御鏡ちゃんのキャラが好きすぎてもう推しですこれからも応援しています！ (2021年8月12日 0時) (
レス) id: bd94d68134 (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます！大体は決まってます...！！(たぶん)← (2021年8月11日 19時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
りり - コメント失礼します！この作品がとても好きで定期的に読み返しています！オチは決まっていたりするのでしょうか……！？ (2021年8月11日 2時) (レス) id: bd94d68134 (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - 雪見だいふくさん» 返信大変遅くなりました...！;;コメントありがとうございます！亀よりも遅い更新ですが頑張ります！ (2021年7月25日 15時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - こんなに泣いたのは久しぶりでした‥！ (2021年7月13日 23時) (レス) id: ecad38b10f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼花 | 作成日時：2020年9月22日 22時
