142話 ページ11
.
私が驚いている間も、爆豪は話を続ける。
「黒髪に
どこかで見た事ある奴だって、分かった。
そしたら、"中１の時"」
『ﾋﾟｸｯ』
「"個性使って"、絡んでるモブ共を避けてた
ある女のこと思い出した。」
『........』
完璧に、一致してる。
"中学1年の時"
"いじめてきた女子グループを"
"個性使ってまで避けてきた"
"私"の、事だ。
「...........あん時は、
赤い眼なのは知らなかったが、
銀髪でも黒髪でも後ろ姿は変わんねぇ。
あれ、、てめぇだろ。」
『........』
真っ直ぐ、こっちを見てくる爆豪に、
全力で目を逸らそうとしても逸らせない。
そうだよ。私だよ。
『私で、あってる。』
「！、、何で言わな『でも、』、、んだよ。」
でも、
あの時黒髪だったのは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『黒髪だったのは、、
銀髪、、黒に、染めてた、から、で。
高校に入ってから、銀に、戻した。
........
「ｯ！？」
『保健室って事は、
私がまだ、寝てた時、でしょ。
ねぇ、
銀から、黒に、いきなり変わったの？』
「........俺は、確かにｯ、
銀髪から黒に変わったとこを、見た、
毛先から、急に、、って、
知りてぇのはこっちだっつの........」
クリーム色の爆発頭を掻きながら下を向く爆豪の言うことは、本当のようだし、嘘をついてるふうには見えない。
今は、どうしようも、出来ない。
『........とにかく、私が、
緑谷と爆豪と同じ中学だったのは認める。
でも、中1の時はクラス違ったし、
その冬に退学したから、
私は緑谷に言われるまで知らなかった。』
「........は？」
緑谷の名前を出した瞬間、爆豪の態度が変わる
「........なんで、デクなんだよ。」
『なんで、、って、、
最初の、ヒーロー基礎学の日の帰りに、
中学がどこか聞かれたから、
答えずに逆に緑谷に聞いた。そしたら、
"折寺中学校"、って。
...2人が、幼なじみなのは、その日知った、
だから、緑谷と爆豪が、、
"あの学校に居たんだ"って、思っ、て。』
私が答えると、爆豪はまた、下向いて、
.
.
「........んで、、俺じゃねぇんだよ」
『........え？』
そう呟いた。
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蒼花(プロフ) - くーとだお★←さん» お待たせしてごめんなさァァァ！！！ (2020年9月8日 11時) (
レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
くーとだお★← - きたーぁぁあぁあ！！？？ クッ、あ、あなたという人は…ずっと待っててよかったぁあ！！ (2020年9月7日 18時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - 猫築かなめさん» 返信大変遅くなりましたァ！1番だなんて言ってくださってありがとうございますすすすす！！！ (2020年9月1日 19時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - うちも、この作品今までの一番です！面白い！御鏡ちゃんの,,,夢主ちゃんの成長見るの面白いです！(自分だけど,,,) (2020年8月23日 2時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - すごく好きです！さん» い、いいい1番だなんてそんな........！あ、あ、ありがとうございます(泣) (2020年8月10日 21時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼花 | 作成日時：2020年6月1日 15時
