133話 ページ2
御鏡side
配布されたハンドカフスを腰のフックにかけ、
指定された会場に着く。
『森と、、少し建物....』
響香と口田がマイク先生と戦った会場みたいな感じだ。
こんな広い会場を、どうやってモニターに映してるかは疑問だけど。
そして1番重要な対戦相手。
それは意外にもすぐ近くに居た。
《御鏡A 演習試験 Lady Go!!》
ｼｭﾊﾞｯ
開始の合図とともに後ろへ飛び下がる。
『....."どんな状況でも対応"、でしたっけ、
しっかりと"天敵"じゃないですか。
.
「開始と同時に、
真後ろから狙ったつもりなんだがな、
そうだ、
そう言って捕縛武器を向かわせてくる。
個性は消されるんだろうから使わない。
"使わない"ように見せる。
なら先生は個性を使わず捕縛武器を使ってくる
だろうから。
でも、
「考え事か？"ガーネット"」ｼｭｯ
『........いいえ？』ﾄｯ
後ろから来た捕縛武器を回し蹴りで叩き落とす。
「お前、軽業できたんだな。」
『先生こそ、、
こんなんじゃ"試験"って思えないんですが』
さっきから接近戦ばかり。
意外と捕縛武器の攻撃許容範囲が広くて、
キャパを気にしながらやってたら逃げようにも
逃げられない。
それに、
どんな状況にも対応出来るように。なら、
まだ先生は何か........
.
.
ﾋﾟﾘｯ
.
『......ﾋﾟｸｯ』
今、微かに空気が........
「........ﾆﾔ」
『！』
先生が、笑った。
私は危険を感じて、
先生が瞬きした瞬間に個性を使って森の中に紛れる。
次の瞬間だった。
「HEEEEEYGIRRRRRL！！！！！！」ﾄﾞｵｯ
うるさ過ぎる【ヴォイス】が森を突き抜ける。咄嗟にバリアで相殺したけど、
声にこんな威力あるのかと感心した。
『........2人、なんて、聞いてない、、』
つまり私の相手は、
【抹消】と【ヴォイス】
消されてる間にあの"声"が来た時どう対処するかってことだ。
「いつまでそこにいるつもりだ？」
頭上から声がして顔を上げる。
急に出てこないで欲しい。
『マイク先生が煩いって思っただけです。』
「それは同感だ」←
『(無)』
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蒼花(プロフ) - くーとだお★←さん» お待たせしてごめんなさァァァ！！！ (2020年9月8日 11時) (
レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
くーとだお★← - きたーぁぁあぁあ！！？？ クッ、あ、あなたという人は…ずっと待っててよかったぁあ！！ (2020年9月7日 18時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - 猫築かなめさん» 返信大変遅くなりましたァ！1番だなんて言ってくださってありがとうございますすすすす！！！ (2020年9月1日 19時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - うちも、この作品今までの一番です！面白い！御鏡ちゃんの,,,夢主ちゃんの成長見るの面白いです！(自分だけど,,,) (2020年8月23日 2時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
蒼花(プロフ) - すごく好きです！さん» い、いいい1番だなんてそんな........！あ、あ、ありがとうございます(泣) (2020年8月10日 21時) (レス) id: 263132d663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼花 | 作成日時：2020年6月1日 15時
