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「ドイツはどんな感じ?」

『やばい』

「急に語彙力ないじゃん」

『手塚国光強い』

「ドイツに行ってからゾーンとファントムを自在に操れるようになった…やはり侮れない男だ」

『私手塚国光ライバル視してるから』

「なぜに?」

『QPに構ってもらってるからよ見て分からないのかしら、本人は自覚ないだろうしそんな気ないだろうけど私だってQPに構って欲しいの!もう、なのにあいつ!エキシビションで手塚と組みやがって!私への当て付けかしら?!』

「うわぁ…」

「ドイツのQPと知り合いかい?」


皇は得意げに言った。


『ふふ!幼馴染ってやつよ!QPを理解してるのは私!んでもって私を理解できるのはQPだけ!』

「…そっか」

『?あ、でもQPを理解しているのはレンドールもかも…それよりも!ドイツ勝ったわよ!さっさとフランス全部見て帰ろ!』

「そうだね」

「ようやく私の出番だね!今はカミュが勝ってプランス王子が来たところだよ!」
「何あの人、馬に乗ってテニスすんの?」

『いや、練習の時とかは馬に乗ってテニスするけどさすがに本番は生身よ。』

「プランス王子、中学一年生なんだ」

『ね。リョーマと一緒』

「私たちの方が先輩じゃん」

『確かに、フランス戦で色々いじめちゃっていいよ、幸村くん』

「遠慮しておこうかな」

『お、勝った』

「はや。マッハじゃん」

『月さんのマッハはもっと早いよ。』

「マジレスすんなってハゲるぞ!」

『埋める』

「マジでやりそうだから遠慮しとくね」


皇たちが遊んでいたらいつの間にか試合が終わっていた。まともに試合見てなかったような気もしないが。

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作者名:満天月 | 作成日時:2023年7月14日 19時

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