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越前リョーマがアメリカ代表を抜け、日本代表に戻ってきた。だがそこで桃城が激怒、越前に拳を振るう。
「アメリカ代表を辞退してきただと!?何勝手なことしてんだよ越前!」
「…」
「何するんや!」
「お前がアメリカ行ったから怒ったんじゃねぇよ!ノコノコ戻ってきやがって、代表に選ばれなかったヤツらの気持ち、考えたことあんのかよ!」
「アメリカにだって、お前が入ったことで代表から漏れた奴がいるはずだ!それを軽々しく…!」
「桃城、もう良いだろう」
「でも跡部さん!」
「中学生のリーダーは俺だ」
「けど!」
周りが越前を責めたり、それを仲介したり、少し空気がピリついた。そこに平等院を筆頭とした高校生たちが介入してきた。
「そいつは元々、日本代表に選ばれている」
『三船監督からの指示で越前リョーマが日本代表に戻ってきた場合、その扱いは保留にすることになっているわ』
「ひとまず、サポートメンバーとして日本代表預かりってことになるね」
「文句はないな」
「…ども」
「鬼先輩!」
『黙りなさい』
「皇先輩まで!」
『上からの指示に部外者が口を出す権利なんてないの。分かったかしら』
「…はい」
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作者名:満天月 | 作成日時:2023年7月14日 19時