第8話 ページ9
私は教室に行くと、休み時間になっていた。
みんな、私の事見てるよ…。
って、そんなこと気にしちゃだめだよね。
私は席に着く。すると、ロゼと知らない四人が私の元へやってくる。
「君がロゼの言っていた、Aだね。
俺はスレイ!」
「僕はミクリオ。」
「私はアリーシャだ。」
「……エドナよ。」
突然の自己紹介に戸惑ってしまう。
にしても、ミクリオくんってあの女子にすごいモテてる子だよね?
私、そんな子たちに話しかけられてる。
すごいことなんだな。
「えっと、私はAだよ。」
「Aは、さっき手を抜いてたけど、なんで?」
うわ…聞かれちゃったよ。
ってか、みんな今の発言に驚いてこっち見てるよ。
私が手を抜いてたってわかった瞬間ね。
「え、えっと…ちょっと訳があって…。」
「言いたくないんだな。わかった。」
「えっと、なんで私に話しかけてくれたの?」
だって、ミクリオだよ?あのミクリオが私に話しかけてくれてるんだよ?
ちょっと信じられない。
「えっ…理由なんているかい?
…ロゼに、手を抜いてるって聞いた瞬間、君に興味が沸いてね。」
そ、そそそそそそ、そんな…。
な、なななな、なんでそんなこと軽々と言えちゃうかな?
興味沸いてるって…勘違いしちゃうよ?
「あ…今の発言に他意はないんだ…。ただ…。」
「わー、ミボが赤くなってるー。」
エドナがミクリオをからかう。
なんで、赤くなってるの…。
「と、とにかく。君には、色々訳があるみたいだね。」
「どんな訳だ?」
アリーシャがキラキラとした目で私を見る。
うわ…そんな目をされたら、答えるしかなくなっちゃうよ…。
「……なんだ…。」
「え?」
「やっぱり、なんでもない!あははは…。」
神子なんだ……って一瞬、言っちゃったけど聞こえてないよね?
って、私なんで言おうとしたんだろ。
「言いたくないって事だね。まぁ、いいけど。
それよりさ、あたしさ…。」
ロゼは淡々と話を進めていく。
友達になれたのかな?
とにかく、私に話しかけてくれるだけで嬉しいや。
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作者名:五月七日 詩乃 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月24日 19時