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第4話 ページ5




教室に入ると、みんなが私達を見る。
そりゃ、そうだよね。
呼び出された本人が来たんだから。

でも、みんなは私じゃなくてコレットを見る。

「わぁ〜、天使様よー!」

「すっげー」

という声が聞こえる。
私は眼中にないってことですか。

まぁ、目立ってないのはいいことだけども。

「Aさんは窓側。コレットさんは廊下側に座ってください。」

私は先生の言う通り、窓側に空いてる席に座る。
リオンの隣は、黒の髪の毛をした子がいた。

リオンは真ん中の前から二番目の左の席だ。

席は離れたけど、クラス同じでよかったな。

でも、リオンのことだから学校にいる間は私じゃなくて、気が合う人と一緒にいるんだろうな。
私は誰と一緒にいよう。

「A=ウィンディーさん。」

「あ、はい。」

名前を呼ばれると、私はとっさに返事を返す。
すると、陰からこんな声が聞こえた。

「あー、あのこが呼び出された子か。」

「何やらかしたんだろ。」

私はなんもしてないって…。

はぁ…。後先不安だよ…。


休み時間になると、リオンの方を見る。
すると、隣にいる男子と一緒にいた。

周りには、女子だらけ。

モテてるんだな…。

でも、リオン。私が神子って分かったら、どんな反応するんだろ。

周りの人達も。


哀れんでほしくない。

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設定タグ:テイルズ , リオン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:五月七日 詩乃 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年2月24日 19時

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