第15話 ページ16
明日、ついに開かれるパーティー。
男女一人ずつペアで参加できるパーティー。
ペアなら、誰でも参加可能。
だから、みんなは相手をもう決めている。
みんな、来るんだよね。
明日、来てほしくないなぁ…。
というか、パーティー中止にならないかな…。
パーティーは会場がいくつもあって、モニターで神子が映る。
リオンみたいな貴族は城で行われるパーティーに来られるから、城で直接対面する。
パーティー行きたくないなぁ…。
でも、パーティーで神子の第一試練が行われるから、行かなきゃいけないし。
まぁ、迎え来るからサボれないんだけど…。
でも、正式に神子だって認められたら、みんな…。
って、そんな事考えちゃだめだ。
私、嬉しいよ。神子だって認められたら、リオンの世界を救えるんだよ。
私、そしたら幸せになれる気がするの。
それに、神子第一の試練には、守護天使であるコレットもいるし、一人じゃないよ。
だから、だからね。
見ててね。
私…この世界を守るから…。
そう思っていると、スレイ達がこちらに向かってきて、みんなは興味津々そうな目で私を見る。(エドナ以外)
「な、なに。その目…。」
「Aも行くんでしょ?神子誕生パーティー。」
「行くけど…。」
「相手は誰なんだ?」
アリーシャがまじまじと見てくる。
「えっと…そっちは?」
「俺とアリーシャがペアで。」
「僕とエドナがペアで。」
「あたしは、デゼルと一緒に行く。」
デゼルって、前言ってた風の天族だよね。
「で?Aは?俺の予想だと、リオンだと予想するけど…。」
「リオンは、マリアンさんと一緒に…。」
「マリアンさん?もしかして、その人にリオンを取られたの?」
「違うよ…リオンがマリアンさんを選んだだけ…。
と、とりあえず、私のことはいいから。
もうすぐ授業始まるよ!」
「あ、そうだね。戻ろうか。」
そうだよ…私なんてどうせ、ただの『幼馴染み』なんだから…。
でも、リオンを助けられるなら、私、死んだってリオンのこと、守るからね。
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作者名:五月七日 詩乃 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月24日 19時