第11話 追記 ページ12
私は術を唱える。
だが…
あれ?
……私、なんでいつの間に天使術を…。
あ、やばい。バレる。
でも、唱えだけではバレないよね。
すると、そうこうしている間に私は襲われる。
もう、いいや。
どうにでもなれ…。
「え、えっと…Eブロック勝者はロイドさんに決まりました。」
ライラ、私のことじっと見てるよ。
まぁ、当然か。私、本気を出してなかったから。
なぜかというと、家でお母様に言われた。
力を使ってはいけないと。
だから、手加減したの。
もちろん、本気出せばみんなに勝てるけど。
でも、いいんだ。哀れみより、こうやって馬鹿にされていた方がマシ。
「やっぱり、予想通り、ウィンディーは弱かったな。」
「あぁ、弱すぎて全然気付かなかったわぁ〜」
みんな、馬鹿にする。
でも、私が神子だって知ったら、
哀むんだろうな。
なら、馬鹿にされた方がまだマシだ。
別にいじめてほしいとかじゃない。
ただ、哀れみなのが嫌なだけだ。
「えっと、各ブロックの勝者は休憩を挟んで勝負を開始します。」
私は一人で、水筒を飲む。
はぁ…。
でも、私が人間として生まれて神子並の力があったら、人気者になれたんだろうなぁ…。
ユーリやリオン、ミクリオと同じように。
もしくは、ロイドみたいなムードメーカーになれたかも。
はぁ…人間っていいなぁ…。
でもね、神子だって事、後悔してないよ。
どんなに馬鹿にされたって、私はこの世界の事好きでい続ける。
守りたいって思う。
それは、みんながいたからそう思ったの。
どんなに馬鹿にされたって、私は神子として、一人の人として世界を救うよ。
それが死へ繋がっていたとしても…。
____
はい、内容を変えました。
10話辺りでみんなを見返すのは早いかなと思ったので変えました。
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作者名:五月七日 詩乃 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年2月24日 19時