キミの為に私は戦う (ページ11)

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第10話ページ11

数時間後

練習が終わり、私の集中力が高まった。

疲れた…。

「ま、まぁ…こんな所でしょうか。ハァハァ…これで皆さんを…見返せ…ますね…。」

「ハァハァ…そう、ですね…。」

「では、これで終わりにします。では、また。」

そして、家に帰る。

そして、ふと考えてしまった。

世界再生をする恐怖を…。

でもね、私、リオンがいるから頑張れるんだよ…。

翌日

学校に行くと、廊下で噂される。

「あ、あのリオン様の隣にいるのが、凄い弱い子？」

「そうそう！Aって言ったかな。」

「へぇ…弱いくせになんか調子乗ってる…。」

「ほんとね。」

なんて声が聞こえる。

もう、噂広まってる。

まぁ、哀れんでいられるよりはいいけど…。

そして、魔術の授業の時間。

見返すなんて、望まないけど。

でも、集中力がどれだけ高まったか興味あるから、集中して取り組もう。

「では、一回戦はリオンさんに…。」

と次々発表されていく。

私のクラスは40人だから。

二回戦式で一回戦で八人ずつ競って、最後の五人で争われる。

一回戦はリオンかぁ…。

すると、一回戦が始まる。

凄い！リオン、あっという間に人を倒していく…。

一回戦Aブロックはリオンに決まった。

まぁ、当然ってことだね。

そしてBブロックCブロックと、どんどん人が決まっていく。

私、発表されてないからEブロックだね。

「Eブロック、Aさん、スミレさん、ミクリオさん、ロゼさん、ジュンさん、ロイドさん、レイニーさん、クオールさんです。」

「うわ…私、あのAさんと同じ。楽勝じゃん。」

「ぶっ潰してやるよ。」

……戦いが今、始まる…。