8.いきなり ページ10
『…なんでもデカいねこの学校…』
心操「バリアフリーなんだろ。じゃ、俺あっちだから。」
『うん。あ、今日の帰り一緒に…』
心操「昇降口で待ってる。駅前のドーナツ屋でも行くか？」
『！行きたい！！』
心操「ん。また後でな。」
っしゃあドーナツ…！今日はドーナツのために頑張るしかないじゃないか！
いやぁ、実を言うと心操とクラス別れてめっちゃ心細いんだよね…うん…ドーナツ…がんばろ…
そんなことを考えながら、教室に足を踏み入れる。
『うあ"っ！？』
「あ"？」
『あ、イエナンデモ…』
うわぁぁぁあ待って待って待って！！
ヘドロくんが…ヘドロくんが…！なんで同じクラスなの…
「…おい」
『はいっ！クソモブがこんなトコで突っ立っててすみませんでした！』
「お前、」
『今すぐ退きます！！』
「おいっ！！」
『はぃぃぃいい』
うわぁぁ初日から怖い人に目ぇ付けられるのか？
やだよこの人に目ぇ付けられたらこれから3年間生きてけない…
「…お前、入試ん時同じ会場だったろ」
『はいそうです！』
「強えなお前。」
『あ、え、いえ、そんな、』
ヘドロくんって相当強いよな…そんな人に認めて貰えるって凄いことなんじゃないか…？
「俺と結婚しろ」
『…は？』
「あ"？」
『いえあの…もう一度言ってもらっても…？』
お互い名前も知らないはずなのに結婚しろだかなんだか聞こえた気もしたけど空耳かな。空耳であってほしいな。空耳であってくれ。
「だから！」
『はいっ！』
「俺と結婚しろっつってんだよ！！」
『ごめんなさい！』
「なんッでだよ！！」
なんでキレてんのこの人！？私変なこと言った！？
てかこの人の名前なんて言うの！？
『とりあえず名前聞いてもいいですか！？』
「…爆豪勝己」
『はい、バクゴーくんですね！ちなみにバクゴーくんは何故私にぷ、プロポーズされたのですか！？』
爆豪「俺は強え女が好きだからだ」
『あ、ハイ、承知しました…スミマセン…』
おいなんでそんなこと聞いた私。聞いてどうにかできるわけじゃないだろう。返事のしようがないだろうがバカか。
爆豪「おい」
『ハイ…』
爆豪「お前の名前聞いてねえ」
『神野Aというものでございます…あの…何故名前も知らないのに結婚しろとか言うんですか…』
爆豪「今知ったんだからいいだろが！」
『ぁぁあごめんなさい！』
とりあえず自分の席に着こう…
私の席…あれ…
座席表に私の名前がない…？
続く (更新停止中)
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トリップしたい！(プロフ) - めちゃんこおもろいですw読みながら笑ってたらアホかって言われましたwこれからも頑張ってください！応援してます！続き早く見たいです！、 (2018年7月16日 9時) (
レス) id: 1926357d0b (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - めっちゃおもしろいので頑張ってください！ (2018年5月21日 14時) (レス) id: 807c8d7ebc (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - ヤベェ…面白すぎる！これからも更新頑張って下さい！応援しています( *・ω・)ノ (2018年5月11日 17時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ling | 作成日時：2018年4月7日 21時
