ぺいんと/依存型(リク) ページ39
｢ねーねー｣
1回目。
｢おーい｣
2回目。
｢Aちゃーん｣
3回目。
ソファーでスマホをいじっていた私はそこでやっと振り向く。
｢何？なんか用？｣
｢用ってわけじゃないけど…｣
ぺいんとはかなりの寂しがり屋だ。べたべた甘えてくる。
逆に私は彼氏に対してかなり冷たい。
｢冷たくされたらしぬ…｣
しゅんとして呟くぺんちゃん。
｢でも冷たい私がいいんでしょ？｣
｢そうだけど…｣
私に告白してきたのはぺんちゃん。
この性格もわかった上で告白してきたんだから、文句を言わないで欲しい。
｢けど、ウサギだっt｣
｢寂しいと死んじゃうんだよ、でしょ？
何回も聞いたよそれ。けどぺんちゃんのイメージ海老じゃん｣
｢うんんんんそうだけどそういう事じゃなくて！｣
｢あ、チンパンジーのほうがいい？｣
｢Aちゃん…｣
おっと、ちょっとからかいすぎたかもしれない。
私はひとつため息をついて、棚からDVDを取り出す。
｢分かったよ。ほら、一緒に映画見よう？｣
｢もういいよ…｣
そう呟くと彼は自分の部屋へ引きこもってしまった。
あーもうめんどくさい。
DVDをテーブルに置き、私はまたスマホゲームを始めた。
10分後。
｢あー……｣
いつも騒がしい彼が居ないせいで部屋が寂しい。
…いなかったらいなかったで……
｢寂しいよ、ぺんちゃん…｣
｢ばぁ！｣
｢ぎゃーーーーーーーー!!!!!!!｣
びびびびびびっくりした…！
バクバクする心臓を抑えつつ振り向くと、彼が笑って立っていた。
｢分かった？俺の気持ち｣
この…
｢…意地悪｣
私はそう呟くとぺんちゃんに抱きついた。彼はちょっと驚いたけど、そのまま頭を撫でてくれた。
その後は2人でさっきの映画を見た。ホラー系のかなり怖いやつだった。
彼の
私もなんだかんだ、依存しているのかもしれないな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明石(プロフ) - 推しのぺんちゃんが甘えた！？最高過ぎるんだが！！！、 (2022年10月17日 22時) (
レス) @page39 id: dd20e61401 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ逆転ゲーム - いきなりのコメント失礼します。スマさんの排除型がドストライクです。主様、応援しております。これからも楽しみに待っています。 (2022年3月29日 10時) (レス) @page7 id: 257f27a87a (このIDを非表示/違反報告)
めろん - 猿山先生に穀されるなら本望……いやなんでもないです…… (2022年3月23日 16時) (レス) @page45 id: daa25226d9 (このIDを非表示/違反報告)
にーちゃん - えと、リクです。あの、だーくぺいんとの監禁おねがいします。あとリアム看守の他者排除型もおねがいします！！ (2022年1月28日 19時) (レス) @page46 id: 5cace45a8c (このIDを非表示/違反報告)
ホタテ会＠猿山先生は神 - リク：猿山先生→監禁 猿山先生大好きです (2022年1月1日 21時) (レス) @page46 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りり | 作成日時：2021年9月6日 0時
