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A「夏樹…、ごめんね。」
ツバメちゃんたちの分も一緒に買って増えてしまった荷物は、全て夏樹の手だ。
夏樹「いや、大丈夫。Aが心配なんだろ。」
せっかくの二人きりなのに夏樹はツバメちゃんたちが居ることも許してくれる。
それがすごく申し訳なくて俯いてたら、腕を掴まれた。
夏樹「A、気にしなくていいから前見ろ。轢かれるぞ。」
夏樹の言葉に顔を上げると目の前の信号は赤で、体が震えた。
A「ごめん、ありがとう。」
夏樹「あぁ。」
色々な意味のごめん、とありがとう。
それだけでも夏樹は全てを理解してくれるよね。
夏樹はもう前を歩いてて、追いつくように走り出したら夏樹が振り向いた。
A「ねぇ夏樹、今日は私の部屋に泊まってよ。」
夏樹の顔を覗き込むと夏樹はそのつもり、と笑った。
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神一(プロフ) - もし可能なら、夏樹が好きになった回想シーンも書いて欲しいです✨ (8月23日 3時) (レス) id: d6e1935a0c (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き見たいです…… (2022年3月25日 13時) (レス) @page28 id: 5a3bb64aa8 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たいです! (2020年11月12日 23時) (レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
りな☆(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2017年5月10日 21時) (レス) id: f0df852b63 (このIDを非表示/違反報告)
zero(プロフ) - さここまで一気読しました!面白いです!これからも更新頑張ってくださいね♪ (2017年1月14日 20時) (レス) id: 339d450008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉奈 | 作成日時:2017年1月12日 16時