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夏樹「それって南が最後の一人ってわかってたからだろ?」
A「止めて、…南に聞かれたくない。」
夏樹「そう思ってるってことは図星なんだろ。」
あぁ、何で気づくの早いのよ。
だから電話もメールも無視したのに。
夏樹「南は大丈夫だから。美森も…わかってる。」
A「私、そんな出来た人間じゃないよ。」
夏樹「知ってる、嫌われるのが怖いんだっけ。だから自分から突き放そうとした。」
A「…。」
夏樹「お前がAなら別にいい。」
苦しい、…ツバメちゃんの味方したくなっちゃうじゃん。
夏樹は変わった。
それが例え彗の力を借りていても、実行したのはみんなを変えたのはツバメちゃん。
夏樹「俺は何があってもAを嫌いになんてならない。」
A「…ツバメちゃん、信じて。」
夏樹「は?…ていうかあいつとは何もねぇよ。何美森に相談してんだか…。」
A「そじゃ、なくて。彗が、スピーチライターが居たとしても、…あれはツバメちゃんの言葉だよ。」
カラカラに乾ききった喉から絞り出す声。
夏樹は目を見開いた。
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莉奈(プロフ) - 杏梨子さん» ありがとうございます。コメント嬉しいです! (2015年3月20日 19時) (レス) id: 13e5644e06 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨子(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2015年3月20日 17時) (レス) id: 0f01714dcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月17日 0時