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うわー、すごいことになってる。
次の日学校に行くと、南をトップに退学届けを出しに行くツバメちゃんに罵声を浴びせる。
ツバメちゃんが退学届けを書いてないことがわかると、みんなその場で書かせようとした。
そのうちエスカレートしてきて、ついにはスピーチライターを出せとまで要求してる。
南「その男なら!」
南が調べた書類を取り出し、彗のことをバラそうとした。
…はずだった。
彗「ここにいるよー。」
南の言葉を遮った声は、頭上から聞こえた。
聞き慣れた声の主をすぐに見つけて私は顔を上げたが、みんなはどこにいるのかわかってないらしい。
彗「ここだよ、ここー。」
声を辿れないのか、みんなは横をキョロキョロしてる。
A「タクト、陸…上にいる。」
腑抜け連中の隙間を通り抜けて、私はプラチナのみんなと合流した。
彗「上だよ、上ー。」
あまりのマヌケさに彗は自分の居場所を教えた。
みんなの視線は一気に上を向く。
そして罵声の言葉は今度は彗に向けられた。
彗「皆様っ、この度はっ…大変申し訳ありません。」
ふざけてる、…こいつふざけてるよ。
彗「なーんて言うと思ったかバーカ!」
A「デスヨネー。」
力を込めてバカと言った彗に、呆れ思わずため息が出た。
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莉奈(プロフ) - 杏梨子さん» ありがとうございます。コメント嬉しいです! (2015年3月20日 19時) (レス) id: 13e5644e06 (このIDを非表示/違反報告)
杏梨子(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2015年3月20日 17時) (レス) id: 0f01714dcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月17日 0時