水色パーカーの少女3【Natsuki.S】

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響「一時、塾の講習やってたから空白はそれじゃない？」



私は夏樹じゃなくて南たちと一緒に響先生に話を聞きに行った。



…だって、女の先生の方が優しいもん。



響「業績を上げて、5年前に今の校長に引き抜かれたみたい。」



A「…5年前。」



多分、彗の事件の後。



あの事件には関わってないんだ。



そしたら知らないか、彗のこと。



…その後の響先生の言葉は、私の耳にはいつまてこなかった。



エミリー「A、具合悪い？」



A「…え。」



美森「夏樹のとこ行く？」



A「ううん、大丈夫。」



優先するべきは金時の情報。

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