38 ページ39
目安箱を設置するのは放課後だったから、お昼に夏樹たちと別れて目安箱に入れていた。
そして今頃、目安箱が設置されているんだけど。
生徒会室前が騒がしくなって、どうやら部費のことで揉めているようだった。
油森「すぐ決めますんで。」
夏樹「今決めろ!」
一向に決まる気配のない話し合いについに夏樹たちが登場した。
ジャージ羽織ってる夏樹、かっこいい。
ツバメ「今すぐってわけには…。まだどの部に何が必要とか部員の人数とかも…。」
夏樹「じゃあこうするか…。部費も部室も、部員の数の多い人気順で決めるってのは。」
タクト「いいねぇ、それ。まず俺らバスケ部でしょ、サッカー…アメフト…ゴルフ…テニス…馬術…ヨット。」
ここは部活の数が多いから色々と大変。
波留「待て待て、卓球剣道体操、他部員の少ないクラブのみなさんは?」
生徒会を追い詰めるための波留の言葉に、私は首を竦めた。
プラチナ全員が息ぴったりだから、たまに恐ろしく思うんだよね。
陸「まーた部室無くなっちゃうね。」
南「なら…ここを使えばいいんじゃない?」
タクト「ナイスプラン。まぁ元々生徒会のせいだし、日陰クラブみんなの部室にすればいいじゃん。」
タクトは日陰クラブの卓球部の人に絡んだ。
そしてプラチナ8の思い通り、生徒会室を日陰クラブで使うことになり生徒会は追い出された。
夏樹「お前らの大事なお城をいただくよ、生徒会長。」
371人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時