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目安箱を設置するのは放課後だったから、お昼に夏樹たちと別れて目安箱に入れていた。



そして今頃、目安箱が設置されているんだけど。



生徒会室前が騒がしくなって、どうやら部費のことで揉めているようだった。



油森「すぐ決めますんで。」



夏樹「今決めろ!」



一向に決まる気配のない話し合いについに夏樹たちが登場した。



ジャージ羽織ってる夏樹、かっこいい。



ツバメ「今すぐってわけには…。まだどの部に何が必要とか部員の人数とかも…。」



夏樹「じゃあこうするか…。部費も部室も、部員の数の多い人気順で決めるってのは。」


タクト「いいねぇ、それ。まず俺らバスケ部でしょ、サッカー…アメフト…ゴルフ…テニス…馬術…ヨット。」



ここは部活の数が多いから色々と大変。



波留「待て待て、卓球剣道体操、他部員の少ないクラブのみなさんは?」



生徒会を追い詰めるための波留の言葉に、私は首を竦めた。



プラチナ全員が息ぴったりだから、たまに恐ろしく思うんだよね。



陸「まーた部室無くなっちゃうね。」



南「なら…ここを使えばいいんじゃない?」



タクト「ナイスプラン。まぁ元々生徒会のせいだし、日陰クラブみんなの部室にすればいいじゃん。」



タクトは日陰クラブの卓球部の人に絡んだ。



そしてプラチナ8の思い通り、生徒会室を日陰クラブで使うことになり生徒会は追い出された。



夏樹「お前らの大事なお城をいただくよ、生徒会長。」

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設定タグ:学校のカイダン , 須堂夏樹 , 雫井彗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:莉奈 | 作成日時:2015年3月10日 15時

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