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『ローズハート寮長さんっ、お願いです……! Aちゃんをっ、助けてください』
「……キミは優しい子だね。わかった、ボクも彼女が転寮出来るように学園長に頼んでみるよ。彼女がいた方がキミも安心だろう」
『ありがとうございます……っ』
ヒロイン2は願いが聞き入れられたことにホッとして胸を撫で下ろす。
「うん。それじゃあ、歓迎パーティーを楽しんで。…ちなみに、ボクのオススメはイチゴのタルトだ。それからボクのことはリドルで構わないよ」
『っ……』
去り際に耳元で囁かれた甘い声にヒロイン2は思わず耳を押さえる。
イチゴのタルトよりも真っ赤になっているヒロイン2の顔を見たリドルは、くすりと笑いながら中央の席へ戻っていった。
「ヒロイン2ってなに、寮長と仲良いの?」
「笑うことがなさそうな人だと思っていたけど、凄く柔らかい顔をしていたな……」
『………カッコいい……』
「「え?」」
ここにも恋に落ちた少女1人。
その後、リドルが学園長に抗議するも、Aの転寮は認められなかったという。
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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます!お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - やっぱり面白い!素敵な作品をありがとうございます!!他の作品と一緒に頑張ってくださいね! (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ここ | 作成日時:2021年7月6日 14時