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看「渡辺Aさーん」


『はーい』


看「第二診察室へどうぞー」


『はーい』





私が今いるのは内科に力を入れている病院


そして慣れたように診察室へ向かう


『失礼しまーす、あ、西山先生だ〜』


医「お、久しぶりだねー、また腹痛だって?」


『今回の結構痛い、歩くのもやっと』




2年前から半年に1度のペースで


お腹に激痛が起こるようになって


そんな私の担当をしてくれているのがこの西山先生


こげ茶の髪色で少しパーマがかかってるこの人


大学生かよ!って思うくらいノリがいいけど腕は一流
(たぶん)



医「Aさんさ、この前の診察で言ったこと考えてくれた?」


『、、、あー、精密検査?そんなのいらないよー!』


医「Aさん、よく聞いてね。

この2年、立てないくらいの腹痛に数回なってる、

盲腸とか、ただの便秘とかじゃないよ?

それは自分でもわかってるよね?」


『、(頷く)』


医「Aさんはまだ20歳の専門学生。

だから深いことは考えてこなかったと思うけど、

一度ちゃんと、精密検査しよう。」







『先生、』



医「ん?」


『ちゃんと考える。

考えるからさ、時間もらいたい、お願い、

ちゃんと考えて、明後日、病院に電話するから。』


医「、、わかった。

事務にはAさんのこと言っておくから

電話する時、僕に用事があるって言ってね。」


『うん、手間かけてごめんね、ありがとう先生、』


医「とんでもないよ、これが僕の仕事だからね

じゃあ、気をつけて帰るんだよ〜」


『はーい、先生もたまには真面目に仕事しなねー(手を振る)』


医「こら、じゃあね〜」

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作者名:おこめ | 作成日時:2020年6月15日 12時

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