【人狼Ｊ】麗しき貴方【短編集】

背徳の愛2 ページ2

｢まあ、聞けってサンドラ｣

｢きっとアイツはパン屋なんだよ｣

パン屋coは無いものの、確かにジェシーの部屋からは決まっていい匂いがしていた

それにパンを運んでくるのは決まってあの子だった

｢…かしらね｣

｢進行役がいては俺らやお前らには不利なわけだ、グレー指定吊りがな｣

そこまで言うということは、残りの狼が少ないってことかしら

まあ、それならパン屋も噛み想定入るわよね…

｢…で｣

｢それでだ、俺らは進行役を蹴ることが出来る。そして、お前はロディと繋がれる望みが増える…どうだ？いい案だろ？｣

…ロディと愛し合える？

ジェシーさえ居なくなれば？

ロディは私を頼ってくれる？

｢…狐を勝たせるメリットなんて無いわよね、ヒュー｣

｢普通なら、な。まあ、残りの奴らが荒れていてだな、イマイチ勝てる気がしないわけだ｣

｢それで市民に勝たれるよりかはキツネが…ってこと｣

｢ああ、そうだ。どうだ、サンドラ…いい話だろ？｣

｢…｣

そうよ、ロディは

ロディは

｢その話乗ったわ、夜ジェシーをお願いね。パン屋騙りにでも行くわよ｣

私のもの。

｢おう、サンキューな、サンドラ｣

ジェシーには渡さない

｢それじゃあ、おやすみ、サンドラ｣

誰にも

｢ええ、宜しく｣

【夜】

【ジェシカが襲撃されました】

きた…！これで私のロディが…！

【ロディが襲撃されました】

は？

ねえ、まって、

どういうこと、

それじゃあはなしが、

【サンドラが襲撃されました】

〜夜が明けました〜

｢あれ〜？3人？｣

｢恋人か妖狐釣れたか？｣

｢あと何wだ〜｣

残りの生存者の人狼ゲームが再開した。

｢すまんな、狼達が勝ちに煩くてなあ…(ボソッ｣

終

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