76話 天然タラシ ページ33
ナマエ「お〜い、アンドルー君！」
アンド「なっ……あんたか、どうしたんだ？」
ナマエ「この前キャンディーあげたでしょ？食べたかな〜、と思ってさ！」
アンド「あ、あぁ…全部食べたぞ」
ナマエ「マジか！どう？好きな味とかあった！？」
アンドル君は何故か少し恥ずかしそうにしているが、この様子なら不味かった、なんて事はないみたいだ。アンドル君可愛いからねぇ…おばちゃん、飴ちゃんあげたくなっちゃうねぇ…
え、なに？まだ16歳だろ？もうおばちゃんでしょ、知らんけど()
アンド「そ、その……金色の甘いやつが…美味しかった…」
ナマエ「金色の甘い…蜂蜜の飴かな？アレ美味しいよね〜、またナイチンゲールさんに頼んで送ってもらうよ！」
アンド「いい、のか？」
ナマエ「もっちろん！アンドル君に飴をあげた時の反応面白いからね！」
アンド「失礼な奴だな…」
アンドルー君はテンションが高い私に呆れた表情をしていたが、声が嬉しそうだった。
まったく、素直じゃないなアンドルー君は！ｶﾜｲｲﾈｯ!(ウザい)
ナマエ「そういえば、アンドル君って花好きだったりする？」
アンド「花？まぁ、嫌いじゃないけど…」
ナマエ「いつも胸に紫色の花をつけてるし、好きなのかなと思ってさ。この後エマちゃんが咲かせた花を見に行くんだけど、アンドル君もどうかな〜って…」
アンド「庭師…てことは、他にも見に来る人は多い…よな？」
ナマエ「えっと…今のところ7人かな。人が多いのが苦手なら無理には…」
アンドルー君は人が多い場所は苦手なのだろうか、7人と聞いて少し考えている。無理して誘うつもりは無いのでここは引いておこうと思ったが…
アンド「いや…僕も行きたい」
ナマエ「え、大丈夫そう？」
なんと自分から行きたいと言った。
アンド「あまり人といるのは得意じゃないが…あんたとなら、その…少し安心できる」
ナマエ「……う、えぇ？？」
え、何この子…なんかモテキャラみたいなこと言ってる()
自分が言った台詞の威力に気付いていないのか、アンドルー君の表情はいつも通りだ。というか私の方が照れている。コイツ…天然タラシか……？？
まぁ…信用されてるって事だし、嬉しいんだけどさ
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妖福(プロフ) - 紫陽花の園にあるモチさん» コメントありがとうございます！一気読み嬉しいです…！リアル時間の関係で、現在更新ペースかなり酷いことになってますね…。第五愛も書く気力もあるので、話の結末も決まってるので…失踪しないよう、ゆっくりですが頑張ります…！ (2021年9月10日 0時) (
レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花の園にあるモチ(プロフ) - やだ、面白すぎてすぐに読み終わっちゃった。続き待ってます！ (2021年9月7日 14時) (レス) id: 1e1719f572 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - umisorakoさん» エマちゃんは仲がいい人に、傷つける言葉は言わないけど本音をズバッと言うキャラ…って感じで書いてますw (個人の勝手なイメージの塊) (2021年8月19日 17時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 妖福さんのエマちゃんがちょっと毒舌で好きですｗ (2021年8月16日 16時) (レス) id: 0a8e78580d (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - シャーリーンさん» コメントありがとうございます！おバカ主人公、楽しんでもらえて嬉しいです…！主人公は「出来心でやった。頬が痛くなるとは思わなかった」などと供述しており…w (2021年7月30日 19時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2021年7月13日 3時
