68話 口元 ページ25
ナマエ「バルクおじいちゃん、お写真撮らせてくださいな！」
バルク「なんじゃ、お前さんも写真好きなのか？」
ナマエ「いや、私は写真家じゃ無いし写真好きって訳でも無いよ、ハンターを撮りたいだけさ！」
バルク「そうだな、写真好きはあの怪力ジジイで充分じゃな。…というかお前さんそれ、ハンター皆に言っとるようじゃが…何に使うつもりだ？
ナマエ「サラッとジョゼの悪口言ってるね…」
バル爺はおジョゼと何があったんだよ。
…そういえば、何に使うかは言ったこと無かったなぁ
ナマエ「壁に飾ったり、スマホの壁紙にしたり…とにかくよく眺めるかな」
バルク「……ワシは遠慮しておく」
ナマエ「うん知ってた…何故か皆断るんだよね〜」
バルク「それを聞いて断らない奴がおるか…」
理解は出来るが意地でも納得しないからな…なぜ断るんだい？私の写真を撮影する理由は至極まともだよ(白目)
カート「そうだ、僕達は自己紹介がまだだったよね？僕は『冒険家』のカート・フランクだよ、よろしくね」
セル「そういえば、そうだな。『マジシャン』のセルヴェだ」
バル爺との会話が一区切りついたかな？というところで、カートさんが声をかけてきた
ナマエ「『ワールドウォーカー』のA、よろしく〜」
のほほんとしながら二人に返す。あとは…とアユソの方を見ると、私の前に跪き、手を取って、顔を見ながら言う。
アユソ「全ての女性の味方、『カウボーイ』のカヴィン・アユソです。よろしくお願いします、レディ」
こんなに紳士な態度のアユソを目の前にしているのに…私は手を触られている事しか考えられなかった。手を触られている…アユソが、私の手を。今すぐにでも離してしまいたいが……今振り払ったら、アユソに悪いだろう。手袋をしているから、と自分に言い聞かせグッと堪える。
だが、そんな私の密かな努力も無駄になる。
アユソは口元に私の手の甲を近づけていった。…それが何を意味するのか、私でも分からない訳ない。
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妖福(プロフ) - 紫陽花の園にあるモチさん» コメントありがとうございます！一気読み嬉しいです…！リアル時間の関係で、現在更新ペースかなり酷いことになってますね…。第五愛も書く気力もあるので、話の結末も決まってるので…失踪しないよう、ゆっくりですが頑張ります…！ (2021年9月10日 0時) (
レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花の園にあるモチ(プロフ) - やだ、面白すぎてすぐに読み終わっちゃった。続き待ってます！ (2021年9月7日 14時) (レス) id: 1e1719f572 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - umisorakoさん» エマちゃんは仲がいい人に、傷つける言葉は言わないけど本音をズバッと言うキャラ…って感じで書いてますw (個人の勝手なイメージの塊) (2021年8月19日 17時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 妖福さんのエマちゃんがちょっと毒舌で好きですｗ (2021年8月16日 16時) (レス) id: 0a8e78580d (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - シャーリーンさん» コメントありがとうございます！おバカ主人公、楽しんでもらえて嬉しいです…！主人公は「出来心でやった。頬が痛くなるとは思わなかった」などと供述しており…w (2021年7月30日 19時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2021年7月13日 3時
