58話 赤薔薇 ページ15
庭師ゲートが開いた!
ナマエ「いや無理ごめん！！」
多分ハッチは1番遠い場所に出ていたみたいだから、ゲートまで走っていたのだが…
ナマエ「う゛ぅ…ごめんよエマちゃん…」
リパ「おやおや、そんなに悲しまないでください」
ナマエ「悲しみの根源が何を…」
リパはダウンした私を抱えて歩き始める。
もう椅子は目の前だからもがく気力も湧かず、大人しく抱えらるが…椅子ではなく、近くのゲートに向かって歩いている。
ナマエ「……あれ？」
リパ「ゲートまで送って差し上げましょう。こっちですよね？」
ナマエ「は……え、なんで？勝ち確なのに」
リパ「お嬢さん2人の可愛さに免じて、今回は逃してあげますよ。それ、初めて着るんでしょう？」
なるほど…つまり、女の子限定の優鬼ってことか…
確かに衣装は金テンタクルだし、風船殴りができない赤薔薇の杖まで携帯している…優鬼する気満々の格好だ。
…さっきまではチェイスしてたから忘れてたけど…今の会話でスカートの存在を思い出し、少し恥ずかしくなる。
ナマエ「そうだけど…エマちゃんにお願いされなきゃ、ワンピースなんて着なかったよ」
リパ「フフフ…本気で嫌な訳じゃ無いくせに」
ナマエ「……よく知ってるじゃん」
鼻歌混じりで楽しそうにしている。仮面の下からはニヤけた口角が覗いて、いつもより大人しい私を見て面白がっているみたいだ。
ナマエ「………変態紳士のくせに」
リパ「いや、だから変態では…」
ナマエ「リパは紛うことなき変態だよ」
リパ「ヘア……」
ノト「完全に衣装のおかげだよね、これ」
ナマエ「まぁ、負けなかったし…良いんじゃない？」
リパ「そうです、面倒くさい奴はモテませんよ」
ナマエ(ノートン普通に人気キャラだけどな…)
エマ「Aちゃんとっても可愛かったの！」
イライ「僕達は容赦なく飛ばされたんだけどね…」
ノト「贔屓だよね」
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妖福(プロフ) - 紫陽花の園にあるモチさん» コメントありがとうございます！一気読み嬉しいです…！リアル時間の関係で、現在更新ペースかなり酷いことになってますね…。第五愛も書く気力もあるので、話の結末も決まってるので…失踪しないよう、ゆっくりですが頑張ります…！ (2021年9月10日 0時) (
レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花の園にあるモチ(プロフ) - やだ、面白すぎてすぐに読み終わっちゃった。続き待ってます！ (2021年9月7日 14時) (レス) id: 1e1719f572 (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - umisorakoさん» エマちゃんは仲がいい人に、傷つける言葉は言わないけど本音をズバッと言うキャラ…って感じで書いてますw (個人の勝手なイメージの塊) (2021年8月19日 17時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - 妖福さんのエマちゃんがちょっと毒舌で好きですｗ (2021年8月16日 16時) (レス) id: 0a8e78580d (このIDを非表示/違反報告)
妖福(プロフ) - シャーリーンさん» コメントありがとうございます！おバカ主人公、楽しんでもらえて嬉しいです…！主人公は「出来心でやった。頬が痛くなるとは思わなかった」などと供述しており…w (2021年7月30日 19時) (レス) id: 0d154ab0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：教六 | 作成日時：2021年7月13日 3時
