Part.5-1 ページ29
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次の日、
無事ことが進んだみたいで何より。
サッカーを続けられるんだ！ってとても嬉しそうだったよ
『ねーね、稲森明日人くん』
「……ぷはっ！どうしたの？」
試合形式の練習を終えて、休憩時間。
疲れてるからか、彼は地面に座って水を飲んでた。
僕も彼に合わせて芝生の上に座ってみる。
なんかチクチクするー
『今日すっごく張り切って練習してたでしょ？なんでかな、って思って』
練習試合の内容を思い出す。
いつも以上に疲れてる今の姿からもわかる。
「俺、嬉しいんだ！またみんなと一緒にサッカーできることがさ！」
すると彼はとっても楽しそうな笑顔を作った。
純粋な、心の底からの笑顔。
『……。そっかー。でも、嫌にならないの？』
星章学園との実力差、とか。
昨日の試合で、彼らは大敗をきしている。
結果的にサポーターが見つかって暗い雰囲気は消えたけど、心に傷を負ってもおかしくない試合内容。
どう思ってるのか知りたくて、声をかけたんだ。
でも稲森明日人くんは、僕の心配とは裏腹にぽかんとした表情を浮かべる。
「え？……いや、全然！ワクワクしてるよ！俺もたくさん練習して、灰崎たちと渡り合うんだ！」
『……！』
素直にすごい、と思う。
本当にサッカー大好きなんだね。さすが主人公くん。
これは、心配する必要なかったなぁ
『……えへへ！そっかー！ありがとー、明日人くん！』
僕の中で、稲森明日人という一個人が認められた瞬間だった。
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ふぅ(プロフ) - ☆リズ★さん» 感想ありがとうございます！自己満の、それもわざわざ男主なんて需要ないイバラ道を平気で突き進むこの作品を評価してくださる方がいるとは……。感謝の言葉しかありません。続編も頑張りますので、よろしくお願いいたします。 (2018年7月8日 11時) (
レス) id: d9967a67d9 (このIDを非表示/違反報告)
☆リズ★ - とても面白いです。 作者様のペースで更新を頑張ってください! 私もイナズマイレブンを書いてます。 作者様、良かったら読みに来てくださいね? (2018年7月7日 18時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2018年6月10日 19時
