10話 ページ10
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キ「なんでお前がいんだよ」
ドアを開けて開口一番、キヨさんは低い声を出した。
男性と関わる事が少ないうえに、こんな威圧されたこともない。
私のちんけなノミの心臓は、キュっと縮み上がった。
牛「俺が呼んだんだよ、Aはイベント系のスタッフだし意見聞きたくて」
キ「なんで呼び捨て?あんま親しくすんなよ、個人情報とか危ねぇじゃん」
Aはそんな事しねぇから、とちょっと大きな声を出した牛沢さん。
それに対抗するように、キヨさんも声のボリュームを上げて反論する。
目の前で繰り広げられる言い合いに、居た堪れなくなった。
私のことで、喧嘩をしている。
下を向いていると、二人の声とは別に、もう一つの声が響いた。
レ「二人とも、なにしてんの!近所迷惑でしょ!」
的外れなことで怒った人は、こちらを見て優しく笑ってくれた。
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作者です。
当初は牛沢さんオチで決まっていたのですが、変更となりました。
現在、この作品は”オチ未定”です。
話が終盤になった際に、オチアンケを取りたいと思います。
急な変更、さらには物語の基盤であるオチの変更、すいません。
険悪だったキヨさんとくっついたり、
お母さん感漂うレトさんとくっついたり、
妙に好意を示す牛沢さんとくっついたり、
はたまた他の方とくっついたり、そういうのも面白いかと思ったので。
キーワードは以前と変わらず”牛沢””キヨ”です。
題名も”ウシに恋した”のままですが、それはあくまで夢主のほのかな想いです。
誰かの猛アタックでその想いが変わるかもですし笑
変更、ご理解いただけると幸いです。
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Lie麦マFin(プロフ) - コメントありがとうございます!夢主含め、全員が悲しい思いを経験するように意識したので、気付いてくださって嬉しいです^^* (2019年7月27日 21時) (レス) id: dc36edd03b (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女M - 全話読ませて頂きました! 3人とも好きな人のために悲しい想いをして、実際に涙がポロリと出てきました^^; とても良いお話でした! ありがとうございました! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 701d3cb7a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lie麦マFin | 作成日時:2019年2月13日 16時