３１話 ページ31
キヨSIDE
Aがいる部屋に行くと、もう落ち着いているようだった。
俺が部屋に入ると、バッと顔を上げて申し訳なさそうにする。
『すいません…』
キ「別にいいけど、何があったのかは言ってもらうからな」
２人掛けのソファの、Aの隣に座る。
肩と肩が触れ合う距離。
Aはそれだけで緊張するのか、身体を堅くした。
キ「で、お前。うっしーの家にいたんだろ？」
うっしーの名前を出すと、分かりやすく顔を強張らせた。
観念したのか、ポツリポツリと吐き出していくA。
その内容は、俺の想像通りで、うっしーへの怒りが込み上げていく。
キ「…へぇ…うっしー、まだ家にいるか分かるか？」
『いると思います…』
このまま、うっしーを殴りに行こうと思った。
頬を一発殴って、俺の想いも言ってしまいたかった。
けれど。
《レトさんさんから着信です》
それは、１本の電話で不可能となった。
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Ｌｉｅ麦マＦｉｎ(プロフ) - コメントありがとうございます！夢主含め、全員が悲しい思いを経験するように意識したので、気付いてくださって嬉しいです^^* (2019年7月27日 21時) (
レス) id: dc36edd03b (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女Ｍ - 全話読ませて頂きました! 3人とも好きな人のために悲しい想いをして、実際に涙がポロリと出てきました^^; とても良いお話でした! ありがとうございました! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 701d3cb7a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｌｉｅ麦マＦｉｎ | 作成日時：2019年2月13日 16時
