26話 ページ26
キヨSIDE
はぁ〜、と大きな声を出す。
隣のデスクで編集をしていたフジから、うるさい、と怒られた。
しかし、今回ばかりは許してほしい。
「まさか、うっしーのこと好きだったなんてなぁ」
そう、Aのことだ。
二人で話していて、レトさんがAのことが好きだと分かった。
この前うっしーの家でゲームをした日に、うっしーからLIMEが来ていて。
【気まずくなった女の子と元通りになるにはどうしたらいい?】なんて。
あぁ、好きなんだな。と、うっしーの気持ちに気付いた。
んなもん、自分で考えろ。俺に聞くな。
俺だって、俺だって聞きたい。
グーグルに【冷たくしてしまう 理由】と打ったら【好きだから】と出てきた。
そこで俺も自覚をした。
だから、カフェではAの気持ちを知ってから目を合わせられなかった。
上手く笑えてる自信が、無かったから。
だというのに。
キ「四角関係かよぉー!!」
フ「うるさい!」
・
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Lie麦マFin(プロフ) - コメントありがとうございます!夢主含め、全員が悲しい思いを経験するように意識したので、気付いてくださって嬉しいです^^* (2019年7月27日 21時) (レス) id: dc36edd03b (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女M - 全話読ませて頂きました! 3人とも好きな人のために悲しい想いをして、実際に涙がポロリと出てきました^^; とても良いお話でした! ありがとうございました! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 701d3cb7a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lie麦マFin | 作成日時:2019年2月13日 16時