１話 ページ1
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打ち上げというものは、話せる知り合いがいないと居心地が悪い。
それは今分かったことなのだが。
実況者５人によるイベント、ＬＥＶＥＬ。
私はスタッフとして携わっており、打ち上げにも呼んでいただけた。
ただ、事務的連絡程度でしか会話をしたことがなく、仲が良いとは程遠い。
どちらかと言えば距離を取られていると感じるレベルだ。
自分で言っていて、虚しすぎる。
事務的会話といっても、二言三言交わすだけ。
もちろん、この打ち上げで盛り上がれるわけもなく。
個室の端の席で、皆が盛り上がっているのを眺めていた。
そうして人間観察をしていると、とある方と目が合った。
確か名前は、牛沢さん、だと思う。
小さく会釈して目を逸らす。
仲良くないのに目が合っちゃうのは気まずすぎる。
友達だったら目が合うだけで、ゲラゲラ笑えるのに。
またスマホを取り出していじっていると、画面に影がかかった。
牛「…あの、隣いいですか」
その影の主は、さっきの牛沢さん。
いや、"さっきの牛沢さん"ってなんだよ。
牛沢さんはいつだって牛沢さんだよ。
頭の中ではポンポンと馬鹿な言葉が浮かぶのだが、出てきたのは素っ気ない一言だけ。
『…どうぞ』
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Ｌｉｅ麦マＦｉｎ(プロフ) - コメントありがとうございます！夢主含め、全員が悲しい思いを経験するように意識したので、気付いてくださって嬉しいです^^* (2019年7月27日 21時) (
レス) id: dc36edd03b (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女Ｍ - 全話読ませて頂きました! 3人とも好きな人のために悲しい想いをして、実際に涙がポロリと出てきました^^; とても良いお話でした! ありがとうございました! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 701d3cb7a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｌｉｅ麦マＦｉｎ | 作成日時：2019年2月13日 16時
