万事屋から忍者に強制転職させられた’延長戦【銀魂×NARUTO】

114話 ページ14

ほっぺについた肉球の後をナルトにはバカ笑いされて、サクラには呆れられた。









ぶちゃ可愛いってちょっと前流行ったじゃん、褒め言葉じゃん









貴｢なぁパ(パ・カ｢｢止まれ！｣｣









何故！！！？？









ちゃんとパックンって呼ぼうとしたじゃん











いきなりそんな大声出さなくても









カ｢お前は誰だｯ！大蛇丸の手先か｣









パックンとカカシさんに気を取られていたため、その時初めて視線をパックンより前に向けた。









カカシさんはクナイを構えて前方を睨み、









気づけばナルトもサクラも臨戦態勢だった。









私も慌てて木刀を掴みチャクラを流す。









そして、私たちの前方に立ちふさがるのは
膝下丈の羽織を纏いそのフードを深く被り手に筆と本のようなものを持つ“女”。









第七班はただならぬ緊張感に包まれる。









ナルトとサクラのクナイを握る手は微かに震えていて、自然と木刀を握る手に力が入る。













守らなきゃ









腰を落とし、敵を見ながら
いつでも抜刀できるようにしながらカカシさんの様子を伺う。









貴｢え……？｣









私は目を疑った、あのカカシさんがなんで冷や汗を流してるんだ？毒？幻術？









よく見ると指先も微かに震えてる。









恐怖…？？









この場に広がるただならぬ雰囲気
それは、目の前の女からの殺気だけでなく私たち側から発せられる恐怖の感情

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