息をする理由に答えたい【名探偵コナン】

12話 ページ13

松田との通話を切り、瞼を閉じながら深く息を吸いゆっくりと息を吐いた。















『よしっ、私もやるか』















画面に羅列されたアルファベットを目で追いながら、ひたすらにコードを打ち込んでいく。


















「何やってるの！？あなた！！早くここから避難しなさい！」



















警察の人に注意されるが無視してタイピングを続けた。














『べ、い、か、ちゅ…ｯ、米花中央病院！！』













私にとって何よりも大切な人(研二くん)がいる場所で、犯人にとっては無差別とは言え、
殺し損ねた警察官がいる場所だったから厳重体制を取っていて正解だった。














私は自分の持っていた妨害電波の電源を切り、米花中央病院にある(もう1つの)妨害電波の電源を入れた。


















大丈夫、もうとっくに解体し終わってるでしょ、陣平ちゃん













そう確信しながら、松田に電話をかけ2つ目の爆弾の場所を伝えた。
















一般人の私より刑事の松田のが警察を動かしやすいからだ。


















「ﾌﾟﾙﾙﾙ)ちょ松田くん！？無事なの！！えっ、えぇわかったわ」


















先程の警察の人は刑事部の人間だったらしい、電話を受けると慌ただしく去っていった。

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