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5話 ページ5

私は急いで今までのメール履歴を遡った。









今日お昼過ぎからエマの家でヒナちゃんと言う子と着付けをする予定だったらしい。









《ごめん!今起きた!急いで向かうから先進めてて》









そう返信し、母さんと圭介から心配の声をかけられながら慌ただしく家を出た。









その後浴衣を着て、ドラケン君、ヒナちゃんの彼氏?と圭介と合流した。
マイキー君は用事ができたそう。









何となくドラケン君と顔を合わせるのは気まずかったけど、
エマの嬉しそうな顔見てたらどうでも良くなっていた。









折角のダブルデートだし、私は圭介を引っ張り4人から離れた。









圭介は焼きそばを私はりんご飴を買い、
少し人混みから離れた場所に移動すると雨が降り始めて来た。









圭介のバイクで家に帰ると圭介の携帯が鳴った。









電話の内容は分からなかったが目付きが変わったのがわかった。すると、今度は私の携帯がなった。









「Aッどうしようケンちゃんがッ」









朝のように心臓が嫌な音をたてた。

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作者名:らいあ | 作成日時:2021年10月18日 17時

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