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4話 ページ4

8月3日、私とエマはお祭りに行った。









圭介たちも誘ってみたが抗争があると言われ断られたんだ。









そこでドラケン君は刺されて、死んだ_____









急いでドラケンに電話をかける。









「どうした?」













『ドラケン君!今日の抗争に行くな!家に居てッお祭りに行かないで!』









「あ゛?今日の抗争?んな予定ねぇよ。」









抗争の予定がない?どういうこと?









「それに祭りに行くなってなんだよ
俺だけ仲間外れにする気か?お前らだけで祭り楽しみたくなったのかよ?」









『えっ、あ…ごめんごめんっ!急遽喧嘩の予定入ったのかと思ったからさ!お祭りエマのこと楽しませてあげろよ〜』









乾いた笑い声で誤魔化し、震える親指でボタンを押して無理やり通話を切った。









この記憶は夢の?









いや、確かに私は彼の葬儀も兄の葬儀もエマの葬儀も参列したはずだ
突然振動し始めた携帯に驚き、また通話終了ボタンを押してしまった。









慌てて履歴を見るとメールで差出人はエマだった。









《起きてるー?もうヒナ来てるよ?》









『エマッ何時ものエマだ…エマッ生きてる』









携帯を抱きしめながら涙を流した。

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作者名:らいあ | 作成日時:2021年10月18日 17時

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